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2013年9月

2013-09-16

青春18きっぷで行き当たりばったりの摩耶山、その2、新神戸へ

朝兼昼の食事も済んだことだし、さてこれからいよいよ本格的な歩きが始まる・・・とその時は思っていたのです。

にしむら珈琲店を出て歩き始めたのは11時20分のことでした。摩耶山までは確か3時間ぐらいと言ってたので、休憩しても15時ぐらいには着くかな?という心づもりでした。

ところがどっこい・・・・。

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2013-09-15

青春18きっぷで行き当たりばったりの摩耶山、その1、アプローチ

9月9日は、前夜に突然思いついて、青春18きっぷ利用で六甲山系の摩耶山に登ってきました。

青春18きっぷでの旅行は8月にも考えていたのですが、この夏は主人も予定が多く、主人と私の予定が合う日があまりなく、おまけに8月下旬は雨の日が続いたりで、諦めていたのです。それが9月の第一週末に末っ子が東京から青春18きっぷで帰省してきました。京都や神戸の友人のところに寄りながら帰ってきたらしいですが、一枚余っていると言います。青春18きっぷは9月10日までしか利用出来ず、9日には東京に帰ると言います。そこで、1枚余ったきっぷを利用して私も同行し、近江八幡か長浜辺りに日帰りで行ってこようかという計画を立てました。

 

時刻表だけは買ってあったのですが、見てみると、取りあえず、最寄駅を6時過ぎに出発すれば末っ子はその日のうちに東京まで帰れそうです。

ところが、夜、眠りにつく前に、神戸で下車して六甲に登るのも良いかなという考えが湧いてきました。というのも、10日ほど前に何気なくTVを見ていたら、三宮駅から歩き始め北野の異人館へそして山道を抜けて摩耶山へと登るというコースが放映されていたのです。台所で洗い物をしながらちらちらと見る程度でしたが、北野の異人館からすぐに、そんな山道があったんだと、ちょっと意外だったのです。翌10日の朝は抜けられない用事があるので、9日のそう遅くならないうちに帰ってくるとすれば、行先は神戸辺りが適当かも知れないと思えてきました。

9日朝は目覚ましをセットした5時半には目を覚まし、まずは普通のバッグに詰めていた荷物を出して、山用のザックとウエストポーチに入れ替えます。靴はウオーキングシューズでも何とかなるだろうと判断。

6時には末っ子を起こし、朝ご飯をしっかり食べている末っ子より一足先に私は駅へと歩き始めます。後から家を出る末っ子には自転車で来るようにと言いました。

6時28分の電車に末っ子といっしょに乗り込み、坂出駅でマリンライナーに乗り換えます。

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2013-09-14

9月中旬の散策、ヒガンバナ

2011年、2012年はヒガンバナが咲くのが遅く、お彼岸を過ぎてからヒガンバナが咲き始めたと思います。

今年も8月は猛暑だったので、9月も残暑が厳しいかなと思っていたら、8月末からの長雨で気温の低い日々が続いたせいか、秋の訪れはここ数年のでいちばん早いようです。

9月12日、友人に山里近いお店にランチに行こうと誘われて、久々に郊外を走りました。すると田んぼの畔には早くもヒガンバナの赤い色が目につきました。

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2013-09-13

9月初旬の散策、タヌキマメ、ナンバンギセルほか

8月29日に高知に野山の花を見に行った翌日から、四国では雨が降り続きました。

飴ばかりでなく野暮用もいろいろ続き、山歩きどころか低地や低山での花散策もままなりませんでしたが、7日にようやくそちら方面に出向く機会があって、タヌキマメを見てきました。

8月半ばに見に行ったときは、どういうわけか1輪も咲いてなかったのですが、7日はたくさん咲いていました。

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2013-09-12

初秋の高知花散策、その14、一本橋で童心に返る

山から下って、のんびりと冷たいコーヒーを飲んだら、帰りは私が変わりに運転して車道を下りました。心配していたお天気は、結局もってくれて、雨具を着ることもなく帰ることができました。

 

帰り道、「一本橋」と書かれた案内板を見て思わず、車をUターンさせました。

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初秋の高知花散策、その13、山登りで見るオオバヨメナほか

山道を歩いていると、まばらに舌状花をつけた白いキクの花が咲いていました。

オオバヨメナとのことですが、オオバヨメナならば石鎚方面で今までにも見ていますが、このときは石鎚で見たものと違った花のような印象を受けました。

石鎚で見たものは草丈が高かったのですが、ここで見たのは草丈50センチほどと低かったからかもしれません。

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2013-09-10

初秋の高知花散策、その12、山登りで見るレイジンソウ

ツクシクサボタンがこのコースで咲いているのは、織り込み済みだったのですが、その他にも意外な花が咲いていました。その意外な花の中で、数としても多く出会ったのがレイジンソウです。

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2013-09-09

初秋の高知花散策、その11、山登りで見るツクシクサボタン

最後に山にも少し登りたいので、1時間もかからずに登れるコースを歩きました。

このコースにはツクシクサボタンが咲くはずで、これも以前来たときには時期が早過ぎて、まだまだ咲き初めだったのです。今回は逆に時期が遅すぎてもう花が終わっているのでは?と心配でしたが、登り始めにお会いした方が、「まだ咲いてますよ」と教えてくださったので、安心して登り始めました。ツクシクサボタンはこの日2番目に見たかった花です。

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2013-09-07

初秋の高知花散策、その10、ヒナシャジン、ソバナ

ヒナシャジンは愛媛と高知にのみ自生している花で、数年前に来たときは時期が早過ぎて、まだ咲いたかどうかという時期で、おまけに薄暗い場所で見かけたもので、撮影し難いと言ったらなかったのでした。

それが今回はヒナシャジンを見るには絶好の時期だったようです。

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2013-09-06

初秋の高知花散策、その9、ヒメヒゴタイ、ハバヤマボクチ

なおもススキの野原をどんどん歩いていくと、同行の山友達が「ヒメヒゴタイがあるよ」と声をかけてくれました。ヒゴタイは3年ほど前に阿蘇で見ているのですが、ヒメヒゴタイってヒゴタイを小さくしたような植物なんでしょうか??

P8291897近付いてみてみると、それはアザミによく似た綺麗なピンク色をした花でした。

もちろんトゲなどはないようですが、ヒゴタイと言うのはルリタマアザミのような花だったのですが、こちらのヒメヒゴタイは見る限りではアザミとかタムラソウのような花みたいです。

ただ、残念ながらまだ完全には開いてなくてつぼみの状態でしたが、それでもピンクの色が綺麗ですね。

P8291898ヒゴタイもヒメヒゴタイも中国大陸と日本がかつて繋がっていたことを示す名残の植物だということですが、なるほど広いススキの草原にいかにも似つかわしい花だと思いました。

もう一つ、草原にふさわしい花を見ました。

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それはハバヤマボクチです。

ボクチの仲間も妙に好きな花で、まだ開花してなかったのですが、それでも十分に存在感がありますね。

P8291877ボクチの仲間では今までにもオヤマボクチ、キクバヤマボクチなど見ていますが、花はどれも同じような花だったと思います。

草原にこんな花がぽっかり咲いていると、妙にうれしくなってしまいます。

P8291882一転して、今度は足元にこんな小さな花が現われました。

最初は白花のゲンノショウコ?と思ってしまいました。

さっき見たのは赤花のゲンノショウコだったのに、ここでは赤と白の両方が咲くのだろうか?なんてことを考えていると・・・・

P8291884あれ?なんだか葉の様子がおかしいと気づき、そうそうコフウロだったと思い出します。

いつもコフウロを見ると、最初はゲンノショウコの白花と勘違いしてしまいます。そして花がゲンノショウコより小さいことに気づき、やがて葉を見て、コフウロとわかるのです。

いつもだと、東赤石でみているのですが、今年は東赤石で見そびれたので、これも嬉しい出会いでした。

P8291883花はゲンノショウコの花より、まだ少し小さめだと思います。

P8291864そして、ちょっと驚いたのは草原には似つかわしくないヤマホトトギスの花が咲いていたのでした。

この周辺にはヤマホトトギスが多いと言うのは知っていましたが、前回見たのは普通に山地に咲いていた姿で、こんな風に草原に咲いているのは初めて見ました。

ヤマジノホトトギスとよく似ていますが、見慣れると直ぐに区別がつきます。

四国では西のほうにはヤマホトトギスが多いと私は勝手に思っているのですが・・。

P8291889ヤマホトトギスを上から見たところです。

花の時期としては終盤に近いようでした。

P8291914↑これはおまけですが、植栽されていたキレンゲショウマです。

ここのものは花がずいぶん細長くてスマートですね。

キレンゲショウマは花の時期が長くて、早いものでは7月末ごろから咲き始め、8月末頃まで、約一ヶ月にわたって咲き続けます。

 

 

2013-09-05

初秋の高知花散策、その8、ススキが揺れる

車でなおも登って行くと、やがて気持ちの良い高原に出ます。

8月中旬に東赤石の天狗の庭でススキを少し見ていましたが、ここでは高原のあちこちでススキが風に揺れていました。

下界より一足早く、秋を楽しみます。

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2013-09-04

初秋の高知花散策、その7、ツルニンジンほか

花にも好みの花とそうでもない花とがあって、秋口に咲くツルニンジンはほんとに好きな花です。

例年ですと、県境の山に8月末に行けば咲いている花ですが、今年は県境にも最近は足を運んでなくて、結局、高知の山地でツルニンジンの今年初の花を見ることになりました。

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2013-09-03

初秋の高知花散策、その6、ハッカほか

道ばたに車を停め、傍らの野草をいろいろ見ていたら、こんな花が目につきました。

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2013-09-02

初秋の高知花散策、その5、シラヤマギクほか

山すそから山の上のほうへと車で上がって行くにつれ、道の傍らで咲いている花も次第に山道らしい花に変わってきます。

途中、何か所かで車を停めて、野草チエックします。

この夏は香川の里山に近寄ることなく過ごしたので、夏の終わりから秋の初めに里山でも見られる花をまだ見そびれていたのですが、そんな花の一つ、シラヤマギクが咲いていました。

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2013-09-01

初秋の高知花散策、その4、シノノメソウ

シノノメソウがその場所に咲くらしいというのは、実は数年前に気づいていました。

というのも、別の花を見るために訪れたときに、その場所でアケボノソウに良く似た葉を見ていたからです。アケボノソウと良く似ているけど、アケボノソウよりも幅の少し広い葉です。アケボノソウとよく似ているとなれば、シノノメソウかもしれないということで、帰宅してすぐに撮影してきた葉をネット検索したシノノメソウの葉と比べてみたところ、やはり間違いなさそうです。後は開花時期がいつなのか?ということです。

その後、私は山登りに忙しく、8月9月と言えば、野草散策よりも山登り中心で動いていますから、その場所に行く機会もなかったのですが、同行の山友達の方はシノノメソウの花も見て来られたようです。今年も当初は寒風山に登りたかったのですが、体調が万全ではない山友達に合わせて、今回は野草散策に切り替えました。ならば、この時期に咲くらしいシノノメソウも一度ぐらいは見ておこうというつもりでした。

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