堂ヶ森に初めて登る、その4、避難小屋でのんびりと休憩
山頂に着いてすぐはガスに隠れていた鞍瀬の頭も、休憩しているうちにガスが取れてきて姿を現してくれました。
山頂に着いてすぐはガスに隠れていた鞍瀬の頭も、休憩しているうちにガスが取れてきて姿を現してくれました。
鬱蒼とした樹林歩きから、いきなり眩しい世界に出てきたもので、周囲を見回しながら登ります。
すると、先を歩くS君が立ち止まっていました。
そして、その横には・・・・待望のピンクの花が・・・
二度目の休憩では持参してきたブドウを皆に分配して食べてもらいます。
重いものは少しでも早く出して、自分の荷物を軽くしようという魂胆もあるのですが、暑い時の行動食は私のようにふだん果物をあまり食べないものでさえ、口に入りやすいので、持参することが多くなります。S君とTさんには「山でこんなものを食べるの?」と驚かれましたが、私たちにとってはいつものことですね。最近は皮ごと食べられるブドウが出ていて、これはゴミも出ないし手も汚れず、究極の行動食かな?とひそかに思っています(^_^;
5月の初めに、学生時代の山仲間S君とずいぶん久しぶりに皿ヶ嶺を歩いたという記事は、6月初めごろにアップしたと思います。
長らく一緒に歩いてなかったのですが、共通の山仲間I君の突然の死を悼んで久しぶりに山行を共にしたのでした。たまたまS君もこの春にリタイアされ時間的に余裕もできたということで、機会があればまたどこかの山にでもという話をその後もしていました。
6月末になってそろそろササユリの開花情報を知るにつけ、以前からずっと登ってみたかった堂ヶ森にササユリを見に行くなら今年が良い機会かなと考えました。というのも、7月半ばと言う時期は以前だったら北アルプスに行く時期で、とても堂ヶ森に行く暇がなかったのですが、今年は7月20日頃からいろいろな野暮用が山積していて、その時期は遠征はとてもできそうにないからです。
S君の話では堂ヶ森には良く登られるそうなので、これは是非とも案内していただきたいもの。
何度かメールをやり取りした結果、7月14日に堂ヶ森にササユリ山行に行くことになりました。
7月初旬のこと、天気の悪い週末に山仲間の方を誘ってヒマワリ畑を見に行きました。
そのときのことですが、カメラの具合が悪くて、電源が一向に入りません。
長い間オリンパスの一眼を愛用してきましたがオリンパスが一眼から撤退し、その後どういうカメラを使うか…ずっと気がかりでした。ヒマワリを見に行った帰りにその足でカメラ屋さんに立ち寄り下見。いろいろと話を伺ったりして、結局オリンパスのミラーレス、OM-Dを買うことにしました。
7月14日は堂ヶ森にササユリ山行に行く予定で、その時に新しいカメラを持参する予定ですが、少し山でのカメラの扱いに慣れておこうという魂胆でスズサイコを見に行きました。
下りモードになっていた体のモードを切り替えて、再び登りモードにします。
林道から尾根に入り、登り始めた途端に、モリイバラと思われるノバラが咲いているのを発見。
山頂からの眺めは去年もばっちりでしたが、今年はそれにもまして素晴らしいです。
本来なら梅雨の最中なのですが、今年は週末に素晴らしい天気が続いています。
西寒峰に着いたはいいのですが、地図では西寒峰のすぐ東側を登山道が通っているので、ここまで来たらすぐにでも登山道に合流できるのかとおもっていたら、これが甘かった・・・。
東側を眺めても急な斜面になっていて、登山道らしきものは一向に見えません。
急斜面を無理やり下っても危なそうだし・・・・思案しているとYさんのご主人が西寒峰の北側が緩やかな斜面になっているので、こちらを下れば鞍部で登山道に合流するのでは?と・・・。
なるほど、そのほうが無難そうですね。
周囲が自然林になってきたので、上を見上げると、これがまた素晴らしい緑でした。
3月末に岡山の山仲間のYさんから寒峰を西尾根から登りたいという希望があって、日程もメンバーも決まっていたのに、直前になってメンバーの体調不良に加え、直前に3月としてはかなりの雪が降りました。メンバーの方たちもすでに車のタイヤを夏タイヤに交換済みだったりで登山口までがアクセス不能ということもあったりで、山行延期になっていました。
寒峰には私は数年前にフクジュソウを見行った私は、その時だけはすんなりと普通の登山口から登ったのですが、去年はPさんご夫妻に高野からマドの天狗、寒峰台地経由で登るというルートを案内していただきました。ところが、このときはカメラにメモリーを入れ忘れるという大失態。ちょうどその頃は忙しったこともあって、山行記録そのものもアップしませんでした。
それが6月に入って、延期していた寒峰西尾根を登りましょうという話が再燃して、今度こそは天気もまずまずで決行できる見通しとなりました。
今回の山行日は6月17日、私としては九重から帰ってきた次の週末なので、タイミングもばっちりです。
メンバーは岡山のYさんご夫婦、Yさんの友人のFさん、Aさん、それにいつもの山仲間のPさん、私と言う顔ぶれです。高松の山仲間のRさんは田植えの予定が入ったため、残念ながら参加できなくなりました。
牧ノ戸峠からはあれほどたくさんの人が登っていたけど、下山の頃には登ってくる人も少なくなっていました。
尾根通しの道を下っていると、ピンクが素晴らしく綺麗な場所が合って、ピンクの中を登ってくるパーティーの人たちに目を奪われました。こんな光景見たことありません。
星生山分岐から星生山山頂までの道はどのぐらいの登りなんでしょう?
下から見上げると標高差は150mぐらいかなと思ったりもしますが、地図を見ると分岐からのコースタイムは20分になっていました。
実際、写真を撮りながら登った私の所要時間が22分なので、見た目よりも意外と時間はかからないようです。
団体さんも、先ほどよりはばらけてきて、かなり歩きやすくなってきました。
何より、展望が素晴らしくなってきたのと、いろいろな花が出てくるので、テンションが高くなってしまいます。
やがて、車は見覚えのある長者原に着きました。
長者原には2008年8月末に主人とドライブで来たことがあります。
この時に、長者原が九重連山の登山口であることを知ったのでした。
この日はすでに13時半を回っているので、山に登っている時間はありません。タデ原湿原散策をして宿に向かえばちょうど良い時間になるでしょうとIさん。
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