夏と秋の狭間の寒風山へ、その3、アサマリンドウ、咲いてた・・
桑瀬峠は風の通り道で、いつ休憩しても気持ち良いですね。
涼しい風に吹かれていると、下界の暑さが嘘のようです。ここまででも、汗が滝のように流れ落ちるということはもうなかったし、7月の東赤石やお盆頃の寒峰に登った時よりも、かなり涼しいです。なんだかんだ言っても高い山はもう秋なんですね。
それでも熱中症になったら困るので、アクエリアスを飲んで行動食を少し食べたら出発です。
桑瀬峠は風の通り道で、いつ休憩しても気持ち良いですね。
涼しい風に吹かれていると、下界の暑さが嘘のようです。ここまででも、汗が滝のように流れ落ちるということはもうなかったし、7月の東赤石やお盆頃の寒峰に登った時よりも、かなり涼しいです。なんだかんだ言っても高い山はもう秋なんですね。
それでも熱中症になったら困るので、アクエリアスを飲んで行動食を少し食べたら出発です。
ゆっくりペースで登っているので、後ろから来た方にはすべて先に行っていただきます。
何しろ、花を見つけるたびに撮影するのですから・・・
我が家は7月下旬から8月中旬にかけて、娘や孫、それに義妹夫婦など千客万来でなかなか山に行くチャンスがありませんでした。ほかの山仲間の方も遅くにお孫さんが来られたり、別の山仲間は介護もあったりとそれぞれに忙しく、3人そろっての歩きは7月半ばの天狗高原が最後となっていました。
8月下旬に入って、山仲間のPさんから週末の山行きを誘われた時も、高松のRさんは無理だろうなと思っていたら、、26日の日曜日なら大丈夫だそうです。
そんな訳で久々に3人そろっての歩きが出来そうです。問題は行先ですが、いろいろと候補が上がったのですが、天気が良さそうな寒風山と決まりました。Pさんの話では寒風山のアサマリンドウが咲き始めているそうで、アサマリンドウが見られるとあれば寒風山に決定ですね。
ガガイモの花は割とどこででも見かける花で、それほど気にしていなかったのですが、今年は今まで見なかった場所にたくさん咲いていました。
数年前まではツリガネニンジンがたくさん咲いていた場所で、白花のツリガネニンジンも以前は咲いていた場所です。今までガガイモはその場所では見ていませんでした.
青い花が昔から好きで、これほどネットにはまるきっかけとなったのも青い花を咲かせる花のタネが欲しくて、園芸掲示板にコメントしたのがきっかけでした。
タヌキマメはマメ科の花には珍しいブルーの花ということで、以前から憧れていましたが、初めて見たのが10年近く前のことだったでしょうか。その後、別の場所に咲くのを見つけ、ここ数年はその場所のを見ています。というか、私がちょくちょく通りがかる場所なので、いつでも見られますが・・・
今年は雨が少なかったからか、8月初めに見に行った時はまだ一輪だけの開花でしたが、8月下旬ともなると花数が増えています。
キキョウは今年は偶然にも7月にすでに見ていたのですが、毎年見に行ってる山でもぜひ見ておきたいと思いました。
最初に出会った数株は、残念ながらその日は花を咲かせていませんでしたが、後半に開花している株を見られました。
カリガネソウは園芸店などでも鉢植えで良く売られていて、私も育てたことがある花です。
けれども、自生のカリガネソウは今まで見たことがありませんでした。
まだ残暑の厳しい中、ミヤマウズラやキキョウを見に行ってきました。
台風の吹き返しの風が吹き、登っているとしんどいですが、木陰で風に吹かれているとこのまま昼寝でもしたくなるほど・・・
お目当てのミヤマウズラは咲いてました。
山頂には嫌なアブもブンブン飛んで鬱陶しかったですが、なんとクワガタまでいました。
メスのクワガタだったのですが、まさに山頂標識のところにいて、撮影しようと思ったら、叢の中に逃げ込まれました。そして、食べたもののごみを入れていたレジ袋に手を入れたPさんが、レジ袋の中にいたアブにかまれてしまったのです。Pさんはブヨにも好かれる質で、いつも蚊取り線香の強力なのを持参しているのに、この日に限って持参してなかったのでした。それにごみを入れていたレジ袋の中にアブがいるなんて思いもしませんよね。持っていた薬をすぐにつけていましたが、かなり痛かったようです。今年はアブが異様に多いということを県境に花散策に行ったときに地元の方に聞いていましたし、そのときもアブが飛んでいたのですが、こんなに付きまとわれたのは初めてです。
幸い、薬が効いたのかその後はPさんの痛みは治まったようで、ほんとに良かったです。
草原に出てからは、展望もあるし歩きやすいので、登りも苦になりません。
6月にはバリエーションルートを登ってきたので、最後はプチササ漕ぎでしたが、今回はなんといっても登山道なので歩きやすいです。
かなりお腹が空いていたのですが、昼はやっぱり山頂で食べたいなと思い、「そうそう、茹で卵を買ったのがある」と思い、Pさんにもおすそ分けします。セブンで買った茹で卵は二個入りでちょうどよかったのです。
茹で卵とアクエリやお茶で何とか山頂まで登れるぐらいの燃料補給をしたら、いざ出発です。
Pさんの話では寒峰峠辺りから山頂までまだ40分はかかるとのこと。確か去年の6月にも寒峰峠から寒峰へ登ってるはずですが、そんなにかかるんですね。
フクジュソウの下の自生地辺りはトラバース気味に道がついているのですが、以前歩いた時よりも道が荒れているようです。だいたいが石灰岩地なので崩れやすいのです。フクジュソウの時期は草木が繁ってないので、まだ良いのですが、夏場はテンニンソウは藪のようになっていて登山道を覆い隠しているし周囲の木々も葉が繁って歩きやすいとは言えません。
林道沿いにはほかにもいろいろな草木が生えていて、植物ウオッチングには最適です。
中に派手な実をつけたマルミノヤマゴボウもたくさん見かけました。
5月下旬に比叡山で花をたくさん見ていたのですが、果実を見るのはこれが初めてでした。
徳島の山にもマルミノヤマゴボウが多く、これも毒草ゆえにシカに食べられずに残るようです。
前にも書きましたが、今年は7月下旬から娘と孫が東京から帰省していて、振り回されています。(^^;)
ほかにも仏事の行事などがあったりで、7月19日に東赤石山に登って以来、山から遠ざかっていました。娘たちが東京に帰る8月半ばまでは山に行けそうもないと諦めていたのですが、この11日に娘婿も帰省し、娘一家は二泊三日で娘婿の実家に泊りがけで行くことになりました。ということは12日と13日は自由時間ができそうです。急いで、山仲間のPさんにラインしておいたところ、Pさんも12日なら大丈夫ということで、どこへ登ろうと悩んだ挙句、徳島の寒峰に行くことに・・・
お盆休みということで、石鎚や剣山は人が多いかもしれないし、天狗高原の真夏の花も見てみたいのですが、高知方面は雨予報です。寒峰ならこの時期登っている人はいないはずだし、多分貸し切りでしょう。
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