季節が止まっていた皿ヶ嶺、その3、シコクスミレも咲いている
この日はいつもより人も少なかったと思うのですが、それでも私たちの後から3人のグループの方がやってこられました。
天狗の庭に来る方はたいていは花好きの方ですね。
この日はいつもより人も少なかったと思うのですが、それでも私たちの後から3人のグループの方がやってこられました。
天狗の庭に来る方はたいていは花好きの方ですね。
道は最初のうちは日かげを歩くので、ツクバネソウもたくさん見かけましたが、まだ蕾ばかりです。
去年はどうだったかな?と考えながら歩きますが、もう何度も来ているので、いろいろな年に見た光景がごちゃ混ぜになってしまい、去年がどうだったか良く思い出せません。
それでも、去年はヤマブキソウやイチリンソウは咲いていました。
何度も書きましたが、2019年は夏と秋にそれぞれ一か月ずつ入院しました。
大きな手術も受け、この春はせいぜい里山歩きぐらいしかできないと思っていました。
夏に北アルプス帰りに、お見舞いに寄ってくれた学生時代の山仲間のS君もたぶんそう思っていたと思います。だからか、退院した後の春は皿ヶ嶺にお花を見に来れば?と言われていました。最悪、皿ヶ嶺なら車を停めて30分も歩けば花散策もできるからです。
去年の11月に亡くなった山仲間のYさんがそういえば、一年前に「シコクカッコソウが見たいのだけど、車で見られる場所はないかしら?」と訊かれ、残念ながらどこのカッコソウも30分ぐらいは歩かないと見られないですねと答えたものでした。その後、こちらも思わぬ病気で入院し、Yさんのほうは秋には亡くなるという、予想もしないことになりました。
この春はそのうえ新型コロナなどという訳のわからないものが流行ってしまい、県境を越えての移動は控えて欲しいという話もありますが、登山口まで車で一人で行くのだし、山に入ったら三密とは程遠いので、思い切って4月25日に皿ヶ嶺に行ってきました。
新緑をたっぷりと楽しんだ後は、帰りに思いついて、スミレを見に少しだけ寄り道です。
少し登っていくと、またイチリンソウが多くなってきます。
しばらくのんびりとしたところで、もう少し上まで行くことにします。
何年か前まではよくこの谷を上から下りてきたこともあります。源頭部の上にシハイスミレが咲く時期です。
この谷を前回訪れたのは、3月1日ですからそれから一か月余り。
咲いている花はほとんど変わっていました。前回はユキワリイチゲとアワコバイモぐらいしか咲いてなかったのですが・・・
春になると、一度や二度は訪れる県境の谷。
今年は4月9日に一人で行ってきました。
この場所はたいてい一人で来ることが多いです。
チョウジガマズミを見に行った日は桜もとても綺麗でした。
2日目に島根の桜を堪能したばかりなのに、その後、香川の桜を堪能でした。
大江高山から帰ってから2日後に、今度はチョウジガマズミを見に行ってきました。
チョウジガマズミは2014年に自生のものは初めて見ていて、それ以来です。
でも自宅では友人が挿し芽したのをいただき、その株が満開になったので、そろそろ自生地でも咲いてるかな?と思ったのです。
下山口から登山口の飯谷までは小一時間の車道歩きになります。
前の週の鬼ノ城では下山の時に膝が少し痛かったので、今回も少し心配していたのですが、この日は膝の痛みもなく下ることができました。天気も良かったし、あのきつい登りもこなせたし、私にしては上出来でした。
コーヒーを飲んで落ち着いたところで、いよいよ下山にかかります。
樹走路ではギフチョウに会わなかったので、なにとぞギフチョウに会えますように・・・・Aさんはギフチョウをそれまで未見だったそうなので、なおさらです。
すると、うまい具合に下山し始めた途端にギフチョウに会えました。
そろそろイズモコバイモが出てきても良い頃だな~と思っていたら、第一コバイモ発見。
ようやく勾配も緩やかになり、やれやれと思いながら歩きます。
それにしてもい、これで5度目の大江高山ですが、大江高山に登る日は見事に晴れ渡るものですね。
確か、明るい尾根に出たらシハイスミレが咲いているはず・・・・
急登も毎回、シハイスミレに癒されながら登ったのでした。
今年はどうかな?
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