秋の銅山越と素麺滝へ、その4、東延斜坑と素麺滝
レンガ造りの構築物のところまで下りてみました。
昔はたくさんの人が働いたであろう場所が今では自然に返って森の中でひっそりと佇んで・・・こういうのはただの森よりも、なんというか凄みがあるものですね。
« 2020年9月 | メイン | 2020年11月 »
レンガ造りの構築物のところまで下りてみました。
昔はたくさんの人が働いたであろう場所が今では自然に返って森の中でひっそりと佇んで・・・こういうのはただの森よりも、なんというか凄みがあるものですね。
接待館跡から少し歩くと、待望のキッコウハグマです。
さて、キッコウハグマは咲いているかな?
この日の山行のお目当ての一つでもありました。
日浦から登るのは今年5月末」にツガザクラを見に来て以来かな?
体調が今一つの時とか、早起きできない日でも、銅山越ぐらいなら簡単に来れるので、ほんとに有難い場所です。
階段を上がりきると、早速、シロヨメナの花が出迎えてくれました。
10月10日には鬼ノ城山周辺を軽く歩いたり、その後、軽い里山歩きをしたりと、身体を少しずつ山歩きに慣らしていきました。
10月の第三週末ぐらいなら山仲間たちとも少しならご一緒出来るかもしれないな~と思ったりしていました。もしかしたら山仲間の方たちは西赤石に行かれるのではと思いラインを入れてみたら、案の定、18日に西赤石に登るようです。西赤石までは往復7時間はかかるけれど、途中の銅山越までならご一緒出来そうなので、同行させてもらうことにしました。
集合はいつもの大野原インター付近の某所に6時とのことです。Pさん、Rさんにお会いするのもちょい久しぶりです。予定を訊くと素麺滝にも寄りたいので集合を早くしたそうです。私は銅山越までしか行かないので、何だったら下山は東平に迎えに行くわよと・・・。まぁ、その日の体調や時間をみながら、銅山越えに着くまでに予定を決めましょうか。
5月にある里山に登った時、オケラの咲いた跡をたくさん見かけました。
これはオケラの花の季節にぜひとも訪れなくてはと思っていたのでした。
10月中頃に訪れたところ、咲いていました。
10月半ばに花仲間の方から、コシオガマが咲いてますよという情報をいただきましたので、見てきました。
稲叢山の登山口でも見られますが、香川の里山でもちょくちょく咲いているのを見ます。
春には十字路せせらぎ辺りはタムシバの森へ向かう際の通過点となっているため、たくさんの人で賑わっていましたが、秋はひっそりとしていて、誰一人として歩いている人もいません。
まさかこんな低山だからクマはいないよね?と思いましたが、中国地方は四国と違いクマが生息しているのでちょっと怖いですね。
岩屋休憩所に簡単な説明図があったので、それを見ていると、休憩所から「皇の墓」までは経った10分ほどで行けるようです。
前回の訪問時に、山仲間のPさんが「皇の墓」にも行きたかったと話していましたっけ。
さらに、その後急坂を登れば岩切観音もあるようですが、急坂を登るのはまだちょっと無理なので、「皇の墓」にだけ行ってみることにします。行こうと思っていた重田池方面とは逆方向なのですが、10分ほどなら大して回り道にもならないでしょうから・・・
道標から左に曲がると、そこからは山道というか人が歩いてしか通れない道がついています。
道の横には細い沢も流れていて、ショウジョウバカマなども見かける道です。
その山道(と言っても傾斜はほとんどありあせんが)に入ってすぐに、ツルリンドウが咲いていました。
鬼ノ城は標高300m程度のビジターセンターに車で来られるせいで、ごく普通の格好をした人も歩いていれば、本格的な山歩きの格好をした人も歩いています。周回コースを選べば、みっちりと歩けるので、山好きな人にもそれなりに楽しめる山です。
車道を歩き始めてすぐに、そんな本格的な山の格好をされている若い男女2人組の方たちに追い越されました。山歩きの人は、ちゃんと挨拶をしてくれますね。
10月も中旬に入り、9月の手術から一ヶ月が経ったので、そろそろ軽い歩きなら大丈夫かなと思っていました。
でも、山仲間たちとの本格的な歩きはまだちょっと無理なので、どこへ行こうかと思案していました。手術や入院などで医療保険に請求していた保険金が下りたこともあって、前々から買おうと思っていたテントをこの際購入したいと思い、行きつけの岡山の山道具屋さんにも行きたいし・・・いっそのこと、岡山の低山を歩けば一石二鳥ではないの?と思いついたのが前日の10日です。当初は新見の鯉ヶ窪湿原でも良いかなと思ってましたが、総社の鬼ノ城山もコースを選べば総負担のない歩きができると思いつきました。
11日の日曜日は天気もまずまず見たいなので、朝の家事などを一通り終わらせてから、10時過ぎに自宅を出発しました。いつもなら奥坂休憩所から歩いてますが、この日は術後間がないので、もちろん上のビジターセンターまで車で行きます。上まで車で行ってしまえばあとはあまりアップダウンの内周回ができます。
この日は秋らしく空気が澄んでいて、山岳展望にも絶好の日でした、
赤蕎麦畑付近の車道を歩いていると、剣山方面がはっきりと見えています。
おまけに剣山の麓というかはるか下の貞光の街と思われる街までもが剣山と一緒に一望できました。
実はこの日の県境散策では赤蕎麦畑は見ずに帰ろうかとも思っていました。
というのも、今年は花の時期もよくわからなかったし、どちらかというと野草散策をメインと考えてきていたからです。ところが、散策の途中、車を停めて撮影していたら、林道を車で下ってきた年配の方から「赤蕎麦畑はどこでしょうか?」と尋ねられたのでした。どうやら場所がよくわからなかったようで、間違って林道を上がってこられたようです。なので、場所をなるべく丁寧に教えてあげたところ、「数日前に、知人が赤蕎麦を見に来てとても綺麗だったと言っていたので、来たんです」とのこと。やはり撮影がご趣味の方らしくカメラを持たれてましたが、隣には奥さんと思われる年配女性が座ってました。どう見ても80代前後のご夫婦ですが、良く、穴ぼこだらけの林道を運転されたものです。
その方のおかげで、赤蕎麦が見ごろなのが分かったので、帰りに寄ってみる気になりました。
春の散策と違い、秋ともなると山ではいろいろな果実も見られます。
特に赤い果実はよく目立つし、被写体としても格好の素材ですね。
今年は初夏にツリバナの花をよく見ていたのですが、ツリバナの果実が豊作のようでした。
こんなにツリバナの果実をたくさん見た年は初めてです。
秋の花もほとんど見てきましたが、残るはアキチョウジですね。
あとキバナアキギリもありますが、とうとうキバナアキギリは時間切れで見ることなく終わりました。
アキチョウジはこの山では白花が時々咲いています。
最近のコメント