いろいろあった三方山、その7、帰りに山草園へ、その後もハプニング
車道歩きも後半戦となりましたが、またまた車道の大規模な崩壊場所があって驚きました。
↓道路全体が10m近く、まるごと落ちています。
車道歩きも後半戦となりましたが、またまた車道の大規模な崩壊場所があって驚きました。
↓道路全体が10m近く、まるごと落ちています。
峠のような場所に至るまでは、ずっと植林の中の歩きでしたが・・・
そして、峠辺りから釣井集落方面への破線の道があるようなのですが、二万五千図で見ると、その破線の道を辿ると釣井集落の木村家住宅辺りに出るようです。この木村家住宅というのはずっと以前にドライブで祖谷方面に来た時に訪れたことがあるのですが、三方山から意外と近いんですね。
自然林の中の歩きになってからは、まぁ気持ちが良いこと。
朝の車道の通行止めで苦労したことも忘れてしまうほど、新緑に酔いしれました。
↓大ブナ撮影中のRさん
正規の登山道に出たことだし、ここに至るまで道のないようなところを這い上がったり急降下したりしたので、ここいらで休憩して当然ですよね。
という訳で、ザックを置いて水分補給をし、軽い食べ物をお腹に入れます。
今からがほんとの登りですから・・・
それにしても、この場所にお地蔵様があるということはここは昔からの峠道だったようです。
伐採のためか作業道があちこちに通っているし、ピンクリボンもあっちにあったりこっちにあったりで、わかりにくいことおびただしいです。
途中で、皆でGPSを確認したら・・・・あれ、ルートから外れてるみたい?
そのルートも破線の道であまり当てにはならないようですが・・・・
ここから引き返して、正規のルートのところまで戻っても良いのですが、とりあえず、水分補給などしてしばし休憩します。
その間にAさんが少し先の方を偵察してきてくださって、「何とか行けそうです」と。
アケボノ見物をした翌週はまだシロヤシオには早いし、どこへ行こうか?と悩ましかったのですが、Rさんが三方山に行きたいのだけどとと提案しました。
三方山って、登ったことはないけど、いろいろな花が咲くというあの三方山?
確か祖谷の方だったと思うけど・・・
Rさんと私は登ったことがなかったのですが、Pさんが数年前に登ったそうです。そのうえ、高知のAさんも登られてるそうですが、参加してくださることになりました。
登っている人が2人いるのだから、ついていけばいいわ・・・・・とそれが甘い考えでした(^^;)
道は徳島の道ですから、狭いとか未舗装ということも考えられるので、Pさんが軽の四駆を出してくれることになりました。
銅山越からの道は勝手知ったる道なので、撮影もあまりせずにひたすら下ります。
道も良いので、膝を傷めているPさんにもこの道なら安心です。
西山からツガザクラ群生地まで下ってきたら、思いのほかツガザクラが咲いていました。
咲いていても、1輪とか2輪かなと思っていたのですが・・・・
結局、山頂少し手前の、アケボノがいちばん綺麗に咲いていると思われる辺りに、登山道からちょっと下に降りられる場所があったので、そこでお昼にしましょうということに。登山者の邪魔にもなりませんし・・・
この日は山頂は関係なしです(^^;)
アケボノの木がすぐそこに見える一等地で、おインクの花を見ながら贅沢なお昼でした。
すぐ上の登山道を歩かれる人たちがにいいところで、お昼なんですね~」としきりに羨ましがられました。
お昼休憩開始は11時半ごろでしょうか。
ようやく稜線に近い場所を歩くようになったので、道に沿って花が見えるようになってきました。
↓まずはオオカメノキの白い花
今度こそ稜線に出るのかと思ったら、残念ながら稜線にはまだ出ません。
たぶん、稜線にも踏み跡があったので、行って行けなくはなさそうですが、時間がかかるのでやっぱり登山道を歩きます。アケボノは何と言っても稜線に咲いてるのですが・・・・
右手に見える沢はこの辺りでは伏流しているのか、一見、流れているようには見えませんでしたが、ともかく沢沿いに登っていきます。
大きな木があると思ったら、カツラの木でした。↓
2019年の7月初めに入院しました。
その年のアケボノは砥石権現で眺めましたが、砥石権現にはアケボノの木はほんの少ししかありません。
翌年の5月、つまり去年は5月20日に裏寒風のアケボノを眺めましたが、それはアケボノ目的というより、別の目的があったのと、私の回復もまだ十分ではありませんでした。それに加えて去年はアケボノは裏年でした。
体力も十分回復したこの春は、満を持してアケボノ山行に臨めそうだし、久々に見ごたえのあるアケボノを見たいと思いました。今年は記録的に開花が早いらしく、連休初めごろにはもう標高1500近くまで咲きあがっているというではありませんか。連休の5月3日は天気も快晴のようで、この日にアケボノ山行決行と考え、いつもの仲間3人で行先を相談します。
私は元気になったものの、山仲間のPさんが膝が今一つなので、それを考慮したうえでアケボノが丁度見ごろの山を考えました。YAMAPなどの記録を見ると、綱繰山か大座礼山が良さそうです。綱繰山はRさんも私も行ったことがない山だし、未踏の山に登れるのなら良いかなぁ?山仲間の方に相談したりしたうえで、綱繰山に行くことに決定。
私とRさんは登りで体が温まっているのですが、エントツ山さんは私たちの歩くペースが遅いのと、気温が低くなったのとで寒いそうで、ずいぶん着込まれていました。
そういう私も俣野越で寒かったので、ウインドブレーカーを着込んだら脱げなくなってしまったほど、気温も下がってました。Rさんが朝方見た情報の気温5度というのは正しかったようです。
やっぱり山はまだまだ寒いんですね。
もう少しで山頂というとき、後ろを歩いていたRさんが「ダイセンキスミレ」と叫ぶ声で、思わず後ろを振り返りました。
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