6年ぶりに裏寒風のアケボノを見に行く、その5、西稜へ這い上がる
アケボノをある程度堪能したら、今度こそ西稜に這い上がらないと・・・
笹原を登っていきます。
アケボノをある程度堪能したら、今度こそ西稜に這い上がらないと・・・
笹原を登っていきます。
そろそろアケボノが出てきたので、なんとなく心もウキウキです。
S君は「今年はもうアケボノは見られないと諦めていた、ここで見られるとは」と・・・
私は最初からアケボノ目当てに来てるんですけどね。(^^;)
この日は行動食として、イチゴ、パイナップル、ワッフルを持参していました。
午後からは気温も上がるだろうから果物が美味しいだろうと思っていたのですが、3枚着こんで登っても汗もあまりかかないほど涼しいのでした。稜線に出れば当然風もあるだろうし、標高が高い分気温も低くなります。このままではイチゴを出すシーンがなさそうだったので、ここで食べておこうと思い、イチゴをお二人にも勧めます。私や私の仲間は山では休憩ごとに食べるのを知っているエントツ山さんとS君はイチゴを食べるのを嫌がりもせず付き合ってくれました。(^^;)
10分もしないうちに体が冷えそうなのを感じたので、早々に歩きはじめます。一旦体が冷えると、調子悪くなりますから・・・出発は9時54分。
4月下旬に大学時代の山仲間と皿ヶ嶺に登りました。
そのとき、一緒に登ったS君が、知人を介してエントツ山さんの山仲間のMさんに紹介してほしいと頼んであるのだと言います。そういえば、私からもエントツ山さんに一度紹介しましょうかと、去年も言ったような気がする・・・それが、去年は初夏から思いがけず緊急入院してしまい、二度の手術や入退院を繰り返し、山どころではなくなり、紹介の話もすっかり立ち消えになっていたのでした。
それほど真剣に紹介してほしいのだと知り、ならば、エントツ山さんに連絡しておきますと・・・・
その後、ラインや電話で何度か連絡をしました。当初はエントツ山さんの山仲間のMさんも一緒にと言ってたのですが、そうなると週末でなければいけないのですが、生憎と二週続けて週末は天気が良くない。エントツ山さん、S君、私の3人なら平日でもOKなので、5月の第4週辺りの天気の良い日にということになりました。19日ぐらいまでは天気がよくなさげですが、20日からは回復するらしいので、少しでも早くということで20日に決めさせてもらいました。というのも、早く行かなければアケボノが散ってしまうかもと心配だったのでした。
登る山はS君が3つほど候補をメールで送ってくれましたが、この時期なら裏寒風がアケボノが綺麗かもしれないと思ったので、私が勝手に裏寒風に決めさせてもらったのです。それも最初の計画では病み上がりの私だけは桑瀬峠経由でピストンし、山頂で裏寒風を登ってくるエントツ山さん、S君と合流となってましたが、裏寒風ぐらいはゆっくりなら登れるからと無理を言ったのでした。何しろ裏寒風のアケボノが見たいのに、裏寒風を登らないと意味ないし・・・・
5月5日に登った山ではコバノガマズミを見かけましたが、ほかのガマズミは見なかったように思います。
ところが5月18日に登った山ではガマズミの仲間をよく見ました。
これは香川だけでなく全国の山にふつうに見られる木らしいですが、コマユミもよく見ました。
5月5日の山ではまだ咲きはじめでしたが、中旬の里山では満開に。
5月はほぼ里山ばかりを3座歩きました。
そのすべての山で見かけたのがガンピです。それもかなりの数が自生していました。
もちろん今までにもガンピの花は見たことは合ったのですが5月に低山を歩くことが最近減っているのでこれほど里山に多い樹木とは思っていませんでした。
里山と言っても香川の里山だけなのかもしれませんが・・・
学名はDiplomorpha sikokianaなんですね。sikokianaとつくものはいくつかありますが、やはり四国に多いと考えてよいのでしょうか。
和紙の材料としてミツマタ、コウゾ、ガンピとは子供の頃教わりましたが、その何れも子供の頃には見たことのない樹木でした。ミツマタは香川の里山では見かけないし、コウゾも里山で見た覚えがありません。でもガンピだけはこんなに身近にあったんですね。
5月9日は主人とお昼を食べに隣町のカフェに行ったのですが、その帰りに見かけたものです。
ちょっと気になる幟が上がっていて、新しく食べ物屋さんでも出来たかな偵察していたところ?眼下に白い桐の花のような木が見えました。
5月に山で見かける樹木の花は白い花が多いですね。
この日も白い花をいっぱい見ました。
ガマズミの仲間もこの時期咲きますが、種類が多いので、見るたびに何だったかな?と首をひねってしまいます。
標高の高い辺りを歩いていたら、なんだか見覚えのあるような木を見かけました。
といっても標高400m~500mぐらいですが。
なんだっけな??
アケビの花というと、春早くに見られる花というイメージがあります。
実際、自分のブログ内を検索すると3月末とか4月初めに記録しているのです。
ところが、この日の里山ではアケビとミツバアケビがまだ綺麗に咲いていました。
実を言うと、この春はまだアケビを撮影しておらず、これが初見で最後の花だったかも・・・
初夏に咲く樹木の花はなぜか白い花が多いです。
我が家に私が植えてある木でも、ヤマボウシ、エゴ、ブンタン、バイカウツギ、コバノズイナ、オオヤマレンゲ等、白い花が圧倒的に多いです。
山でも白い花をたくさん見かけますね。
この日はちょっと久しぶりでシナアブラギリを見ましたが、数年前から比べるとシナアブラギリが随分増えていて驚きました。
この日の散策ではびっくりしたことがいくつかあって、そのうちの一つがオンツツジをたくさん見られたことでした。
オンツツジ自体は毎年のように見ているので、珍しくはないのですが、香川では県境当たりの少し高い山でいつも見ていたので、標高の低い里山で咲くとはあまり思ってなかったのです。
上林峠からはこの日の朝には歩かなかった山道を下ります。
いつもは登る道を下るのですが、何年か前の大雨で道が崩れているところがあって、一応、通行止めということになっているので、自己責任で下ります。
シロバナネコノメなどを撮影するのに夢中になっていたのですが、ふと見上げるとなんと見たかったサイコクサバノオが咲いてるではありませんか。
最近のコメント