秋の横倉山…住吉の断崖
1時間半ほど歩いたことだし、うまい具合に東屋もあったので少し休憩を取り、ちょうど自宅にあった新高梨などを皆さんに食べていただきます。
9月末とはいっても高知はまだまだ暑く、坂道を登ると汗が出ます。
一休みしたところで、今度は住吉の断崖方面へ向かいます。

1時間半ほど歩いたことだし、うまい具合に東屋もあったので少し休憩を取り、ちょうど自宅にあった新高梨などを皆さんに食べていただきます。
9月末とはいっても高知はまだまだ暑く、坂道を登ると汗が出ます。
一休みしたところで、今度は住吉の断崖方面へ向かいます。

9月最後の週末はまずまずの予報が出ていたのですが、山友達2人は遠征中だったり遠征から帰ったばかりで、四国の山には行けそうもないようです。そういう私も秋は畑仕事や庭仕事が忙しく、朝から晩までいろいろな作業をしていたら、ちょっとおくたびれモードで、本格的な山歩きは出来そうもありません。
車利用で梶ヶ森にでも花散策に行こうかなと思っていたら、前夜、高知の山友さんのAさんからメールをいただきました。Aさんは横倉山に午前中行かれるとのこと。そういえば、もう一人の高知の山友さんのKさんも横倉山に行かれると仰っていたような?
ならばと一人の気楽さで、急遽行き先を横倉森へと変更しました。

中津明神山に登った翌週の週末は週間予報だと台風が襲来するそうだし、どうも天気が良くなさそうでした。
しかも娘一家がやってくるというので、山には行き難そうです。ならば、その前の平日にでもどこかに行こうかと思っていたら、山仲間のPさんが同行してくださることになりました。ほんとはご主人のMさんと剣山にでもと言う予定だったらしいのですが、優しいMさんが私と一緒に行ってくればいいよと仰ったとか・・・
ということで、行き先をPさんと相談した結果、手軽に行けて花も大そうな寒風山にまたまた行くことになりました。
7月に新しい靴の足慣らしで行ってから2か月も経ってないですが、そろそろアサマリンドウが咲いてるかもしれません。

気持ちの良い車道歩きはその後もしばらく続きました。

山頂に着くと、ラジコンの飛行機だけでなく、パラグライダーまで飛び始めました。
そうそう、2年ほど前に来た時もパラグライダーが飛んでましたっけ。

中津明神山は山頂まで車道がついているので、登山道を登ると言っても何度も車道を横切りながらの登りとなります。

その後も、槍の穂先はガスったり晴れたりを繰り返しました。
待っていても完全に晴れるという保証もないので、あまり遅くならないうちに上に登ろうということになりましたが、Rさんのご主人がなかなか槍から下ってこられないようです。ヘルメットのレンタル代をうかせようとしたのですが、あまり待ってもおれないので、Rさんも小屋の受付でメットをレンタルして登ることにします。私ももちろん、レンタルします。

その後は、とうとう槍の姿を見ることなく歩くことになりました。
これから先はさすがにに暑がりの私たちでも、ガスってきたのでは体温が奪われるので雨具の上を着用しています。
千丈沢乗越へは休憩したちょっと後の10時2分に着きました。
最初は間違えてコースタイムを憶えていたせいで千丈沢乗越から肩の小屋まで3時間と勘違いしていましたが,実際は1時間50分です。この調子なら何とかお昼ごろには小屋に着きそうですね。

双六小屋でも朝4時前に目覚めました。
前夜の天気予報ではこの日は9時ごろに晴れるものの、あとは曇りのようです。その前の二日間が素晴らしい上天気だったので、そろそろ天気も崩れ始めるのでしょうか。何しろこの夏のアルプスは二日続きの晴天がなかったそうです。
前日と同じように朝は持参した食料で軽く食べますが、この日は少し肌寒いので小屋で用意してくれたお湯でカップヌードルの小さいのを一つ食べました。曇りなら気温も低いと思い、この日からタイツを着用します。それが正解だったのでした。

双六岳山頂では鏡平小屋で作ってもらったお弁当の残りを頂きました。
山歩きの時は一度に食べると苦しいので、ちょこちょこ食べるのが調子よいですね。
ここで、驚いたのが、私のカメラのバッテリーが早くも切れてしまいました。予備のバッテリーを一本しか持ってきておらず、あと二日以上の行程があるのに、バッテリーは大丈夫かしらん?
Rさんも双六小屋に着く前に早くも16ギガのメモリーがなくなったそうで、画像のサイズを大きくしたままの設定で撮影していたようです。幸い、予備のメモリーを持っていたから良かったのですが、泊りがけの山行ではバッテリーやメモリーのことも油断できません。

軽く食べ終わったら、双六と三俣蓮華岳に向かってピストンに出かけます。
Rさんはサブザックを持参していましたが、私は今回はサブザックも持参していません。縦走用のザックから要らない食料や着替えを出すだけですが、それでもかなり軽くなりました。

この日は安定した晴天のようで、槍が隠れる心配なく歩けます。
今まではいつ、雲に隠れるかとひやひやしながら歩いていたのですが、朝からずっと見えているというのも有難味が薄くなりますね、って贅沢でしょうか?(^_^;

今度こそ、あの高みを越えたら鏡池みたいね・・・と言いながら登り着いたら、予想通り、そこは鏡池でした。

イタドリヶ原には11時過ぎに着きましたが、道沿いにザックを下ろして少し休憩しました。
毎回、この辺りの登りが暑くて苦労します。最初に登った時には同行の後輩がこの少し上から熱中症になり途方にくれたことがありましたし、私が熱中症もどきになって、この辺りで20分ほど昼寝をしたこともあります。
今回は体調はまずまずですが、カメラのレンズが曇ってしまい、これから先の撮影がどうなるだろう?とちょっと不安です。
11時20分、水分補給を済ませてから、再び登り始めます。

四国カルストへの登り口の手前に「早瀬の一本橋」というのがかかっていて、趣のあるその橋を眺めるのが、四国カルストへ行く途中の私的な恒例行事になっていたのですが、今回は案内板を見かけませんでした。確か2年前に橋をかけ替えた途端に大雨で流されたとかお聞きしましたが、そのせいで今も橋が架かってないのかもしれません。あるいは橋は再びかかっていても案内板が出てなかったのか・・・どちらにせよ、案内板を見かけなかったので、車を停めることなく先を急ぎます。
2年前にはいつもの四国カルストへの道が通行止めになっていて迂回路を登りましたが、今年は道が復旧していました。2年経っているのですから、当たり前?
ここからは山道をぐんぐん登っていきます。
かなり登って、もう天狗荘も近いと思われたとき、視界にオレンジ色が飛び込んできました。

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