石鎚へ秋の花散策に、その4、フクオウソウとレイジンソウ
先ほどから、フクオウソウがそろそろ咲いているはずと思いながら、歩いているのですが、なかなか見当たりません。
以前、石鎚でフクオウソウを見たのは08年の9月27日で東稜コースを登った時です。
時期的に少し早いのでどうかな?と思っていたら、やっと見つけることができました。
先ほどから、フクオウソウがそろそろ咲いているはずと思いながら、歩いているのですが、なかなか見当たりません。
以前、石鎚でフクオウソウを見たのは08年の9月27日で東稜コースを登った時です。
時期的に少し早いのでどうかな?と思っていたら、やっと見つけることができました。
途中、道草を食ったので、土小屋到着は9時5分でした。
出発時刻からいうと、ほんとなら8時半には着いていないといけないですね(^_^;
でも、心配していた雨は降ってなくて、ほっとしました。何しろ途中で小雨が降っているところもあったのです。
今年は槍ヶ岳から帰ってからというもの、いろいろな用事が飛び込みで入ったり、台風に天気が翻弄されて、なかなか本格的な山歩きができずにいました。
山友達のTさんと電話で話しては「どこへ登ろうか」と話は弾むものの、一向に具体的な話がまとまらずと言った日々が続きました。9日にようやくどこかに行くことになったものの、直前になって天気が今一つということで、10日に変更になりました。10日は土曜日なので、高松の山友達のRさんにも声をかけることになりました。9日の夜は私は用事があるので、行先はTさんとRさんとで決めておいて、と頼みます。決まったところに、どこでも喜んで着いていくのでと二人に下駄を預けておいたところ、行先が石鎚となりました。これはRさんの案だったようです。高松のEさんも参加されることになり、石鎚方面の秋の花を見てくることに決定しました。
いきなりの急登で、ただでさえ血圧が高く急激な運動が苦手な主人は息が乱れて大変です。登り始めから10分も経つか経たないうちに、休憩をする羽目になりました(^_^;
宿のポットの氷のたくさん入っている冷たい水を、持参のポットに入れてきたのを渡して飲んでもらいます。こういうこともあろうかと用意してきたのが役立ちました。
登りが終わって、ほとんど傾斜のない道になりましたが、山頂はまだ向こうのようで、相変わらず遊歩道が続きます。
前の記事で書き忘れましたが、8合目付近は少し岩場っぽい道になっていて、この靴で大丈夫かな~?と思いながらも何とかクリアできたのです。
山頂ももう直ぐと思われる頃、またまたブルーの花が出てきました。
8合目の休憩場所で、先ほど見かけた小さな男の子も休憩していたので、話しかけてみました。年を訊いたら6歳だそうです。「ぼく、えらいね」と言ったら、ちょっと得意そうな顔になりました。
私自身もつい10年前にはまだ10歳だった末っ子を連れて、石鎚や東赤石に登ったものですが、途中で行きかう大人たちに「すごいね、」とか「頑張ってるね」とか声をかけてもらうと、子供も嬉しいようで、急に張り切って登りだすなんてことがよくあったのです。
子供はやっぱり、褒めるのがいちばんです。
伊吹山の登山者ってもっと多いのかと思っていましたが、夏の花がほぼ終わったせいか、思っていたよりも歩いている人が少なくて、私にとってはなかなか快適な歩きです。
登山者が数珠繋ぎになっている山はどうも敬遠してしまいますね。
3号目から4合目、5合目にかけては、道も同じような感じで歩きやすく、お葬式に出席した黒靴でも、特に不都合は感じず登っていきます。4合目辺りでは特にこれという花も見かけませんでした。標高が低いので花の時期が終わっていたんでしょうね。
11時7分、5合目の小屋に着きました。
当初の予定では、何が何でも山頂まで登ろうという気はまったくなくて、三合目付近の散策でも良し、登れそうだったら登ってみようかとうぐらいの気持ちでした。靴が靴でしたし、時間的にもその日のうちに四国に帰るつもりなので、登っている余裕があるのだろうか?というのが正直なところでした。
実際、登山口で別れた京都の山男さんには「その靴で大丈夫ですか?」と言われたのです。
この前の記事で書き忘れましたが、礼服を入れたバッグとお葬式用の黒いバッグは麓の茶店のおばさんが300円で預かってくれました。近江長岡の駅はずいぶん田舎の駅で、今ロッカーがなかったのです(^_^;
そんないい加減な気持ちで3合目まで来たのですが、同行のYさんたちは登る気まんまんなのです。でもYさんたちの格好と言えば、私よりもまだお気楽な格好で、リュックも持たず、普通の小ぶりのショルダーバッグに、平底のタウン用の靴のようです。服装もY君はポロシャツにハーフパンツ、Yさんは普通の街着のパンツに私と同じくチュニックです。
夕食はホテルの一階にガストが入っていたので、出かけるのも面倒で、そこで済ませますが、もちろん、ビールもお願いしました。運転しなくて良いので、こんな暑い日はビールに限ります。
翌16日は6時半ごろn起床しました。
前夜のうちにホテルロビーのインターネットで伊吹山へのアクセスを調べたのですが、登山口へのバスは近江長岡もしくは長浜駅から出ていて、近江長岡からのほうが近そうです。また、3合目までのゴンドラは2011年7月~9月まで運行予定とあります。結局、この情報にだまされたんですね。
米原までは京都から1時間あまり、そしてその後は東海道本線の電車に乗り換え近江長岡までは10分ほど。遅くても9時台のバスには乗れそうです。
問題はリュック以外のバッグなどの荷物をどうするか?ですが、京都駅で預けてもいいのですが、近江長岡の駅でコインロッカーにでも預けることにしようなどと考え直しました。手にバッグを持ったままでは登り難いですから・・。
朝食は結局、前日に買ったまま忘れていたおにぎりを食べました。予定通り8時過ぎの新快速に乗り込み米原まで行きます。米原から1駅目は醒ヶ井駅で、確か醒ヶ井ってバイカモが見られたんじゃなかったかな?なんて思ったり・・・。ところで、この米原~大垣間の電車ってバックパッキングの人がずいぶん乗り込んでいて、初めての私はこのバックパッカーたちはみんな伊吹山に登るのだろうか?などと思ったのですが、どうやら青春18きっぷで移動中の方たちだったようです。
というのも、近江長岡で下りたのはたった数人だったのです。
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