皿ヶ嶺、その後。山の様子ほか
4月9日に来たときには山肌に青いものは少なくて、ヤブレガサやハシリドコロもまだ芽生えて間もないという感じだった。
しかし、4月末ともなると花がいっぱい咲き始めるぐらいだから、山の斜面もそろそろ緑に染まり始める。
4月9日に来たときには山肌に青いものは少なくて、ヤブレガサやハシリドコロもまだ芽生えて間もないという感じだった。
しかし、4月末ともなると花がいっぱい咲き始めるぐらいだから、山の斜面もそろそろ緑に染まり始める。
前回来たときには蕾で、今回は咲いていたものにシロバナエンレイソウがあげられる。
シロバナエンレイソウにはこの時期、剣山か皿ヶ嶺、どちらかで毎年会える。
私にとっては普通のエンレイソウよりもこちらのほうがなじみがある。
昨日は野草友達のRさんと、この春二度目の皿ヶ嶺に行ってきた。
もともとは岡山と鳥取の県境にある岡山森林公園にイワウチワを見に行く予定だったのが、今年は寒くて花が遅れていると言う情報があり、急遽、皿ヶ嶺に変更にしたのだ。
予報ではそれほど良さそうな天気ではなかったのに、朝から青空が広がり、気分もっすっきり。待ち合わせ場所でRさんを拾い、そのまま高速に乗る。
川内インターまでは2時間弱。道中目にする山肌は桜もミツバツツジもほぼ終わり、この時期はなんと言っても朱赤のヤマツツジが新緑の中で存在を主張する。
ブナ林を抜けるとあとはゆっくり歩いても20分で竜神平に着く。
アップダウンもそれほどなく、歩きやすい道だ。一箇所だけ、まだ雪がほんの少しだけとけてない場所があったが、4月ともなるとさすがにほとんどの場所は雪はとけていて、道は去年の秋の落ち葉に覆われている。ドウダンツツジの木を見かけたが、花は当然のことながらまだ咲いてなくて、名札がかかっていて名前がわかった次第。
ハルトラノオが咲いている登山口より上では、昨日は咲いている花は一つも見かけなかった。見えるのは芽吹きを始めた野草や木々のみ。
そんな訳ですから、綺麗な花画像を期待される向きはこのエントリーはパスしてくださいませ。自然の風景が好きな方にはどれも味わいのある光景かと思います。
皿ヶ嶺の登山口は幾つかあるが、一番一般的な登山口は風穴だろう。
ここから登ると山頂までは1時間半もあれば登れるし、コースもよく整備されていて迷う心配はまったくないし、何より竜神平までは急勾配の個所がほとんどないので初心者の人にもお薦めだ。昨日も日曜日とあって、駐車場には車も10台ばかりとまっていた。
地元の人が山腹を利用してキューイを作っているのだろうが、実がいっぱいついていてももがずに放ってあるところを見るとそれほど熱心に栽培しているのではないらしい。
車を邪魔にならないようにとめたら、山靴に履き替える。
普段は薄手のセーターの上から登山用のシャツを着るのだが、今日は冬型の気圧配置のせいで海からの風が容赦なく吹き付けてくる。風が強いと体温が奪われるので、薄手のセーターの上に少し厚手のセーター、そしてその上から薄手のジャンバーを羽織る。
歩き始めたら、直ぐ近くにツルウメモドキ。
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