しまなみ隊と香川の里山を歩く、その5、スミレにヒメオドリコソウ
勝賀山の肩付近から眺める景色は今まで何十年も香川に住んでいるのに、初めて見る眺めでした。

勝賀山の肩付近から眺める景色は今まで何十年も香川に住んでいるのに、初めて見る眺めでした。

食事の後もハッサクが配られたり、大勢で登るといろいろな行動食が出てきて楽しいですね。
12時43分、いよいよこの日の最終目的である勝賀山へと向けて出発です。

下りは袋山の北西の斜面を下るのですが、これがまた登りよりも急な斜面で、立木に掴まらなければ転がり落ちそうな斜面でした。

ウオーミングアップ代わりのカッパドキア訪問が終わったら、今度は本日のメインコースである袋山~勝賀山縦走の登山口へと車で移動します。
それぞれの車で登山口へと向かうのですが、高松市の西部運動センター近くの県道33号線沿いに車を停めました。自販機用の駐車場?かもわかりませんが車が数台置けます。17名が下山してから乗れるように、車4台は下山口にデポしておく必要があって、帰りに運転者を乗せて帰るために後1台、男性陣が計5台の車で下山口の赤子谷へと向かいます。
その間、女性陣はのんびりと30分ほど登山口近くで待ちますが、私とPさんはその待ち時間を利用して、歩いて数分の西部運動公園のトイレをお借りしてきました。この日は冷え込んだので、私にしては珍しく速乾吸湿の薄手のタイツを穿きこんできたのですが、カッパドキアを登っただけで暑さで閉口したので、トイレでタイツを脱ぐためもありました。
その前の週は雪山だったので、防寒衣類をばっちりだったのが、この日は朝から良く晴れて気温も上がりそうです。

1月も第4週ともなると、さすがに行事もあらかた終わり、自由な時間が取れるようになります。
さて、どこの山に行こうかと思っていたら、山友達のRさんからメールが届きました。四国の山仲間の間では知らない人のいない「はるちゃん」が香川の里山に来られるそうで、エントツ山さんからの呼びかけで一緒に歩きませんかと言うことでした。
コースは五色台の通称カッパドキア&袋山~勝賀山縦走です。
前々から歩きたいと思っていたコースなので、二つ返事で参加の旨をエントツ山さんに連絡しました。
いつもの山仲間のRさんEさんは都合で参加されないようですが、MさんPさん、Sさん、それにYさんご夫妻、Tさんご夫妻も参加されることになりました。なんでも総勢17名と言う賑やかな歩きになるそうです。
どんな山行になるのでしょう?楽しみです。

もうちょっとで、ちょっと緊張する桟道の歩きも終わるという頃、下から10人足らずのグループの人が登ってきました。
まだ若い人ばかりだったようなので、がんがん歩いていましたが、私たちぐらいの年齢だとそんな遅い時間帯には山頂までは登れないですね。

二ノ鎖小屋到着は11時50分でした。
ここで休憩するので、先ほどから気になっていた剣山系を撮影するためにレンズを望遠レンズに交換しました。

最後の急坂を登ると、そこは前社ヶ森の小屋です。
前社ヶ森の小屋へは10時29分に着きました。
成就社を出てから、まだ休憩を取っていなかったので、ここで休憩します。
でも、目の前に広がる素晴らしい景色に気がとられて、休憩もそこそこに撮影せずにはおれません。

成就社には8時58分に到着しました。
2011年以来ですから4年ぶりの成就社ということですね。
因みに2013年の夏に瓶ヶ森林道が崩落して、通行不能な時期があったりして、石鎚に登ること自体がずいぶん久しぶりです。
そうは言いつつ、筒上のゴヨウツツジは見に来ているのですから、タイミングの問題なんでしょうね。

1月17日は午後いっぱいかけて、妙見山~博智山を歩いてきたのですが。帰宅して夕食を食べようとしていたとき、山友達のPさんからメールが来ていたのに気づきました。
翌18日は天気が良さそうなので、山へのお誘いメールでした。山と言っても里山に登るのと雪山に登るのとでは装備も起床時刻もまったく違うので、どちらへのお誘いかな?と思っていました。すると、返信には石鎚か寒風山、もしくは伊吹山とありました。Rさんは都合で参加できないようなので、2人で登るとのことです。因みに今まで冬の石鎚には2011年の1月と3月にも登っていて1月の記録はこちら、3月の記録はこちらです。
詳しい打ち合わせは電話でないと無理なので、早速電話してみました。取りあえず伊予西条まで行ってみて、天気の良さそうなところに行きましょうと言うことにしました。寒風山ならそれほど早出せずとも良いですが、伊吹山や石鎚なら早目に行く必要があるので、大野原インター近くに6時集合と決まりました。
さて、雪の石鎚に登るなら10本爪のアイゼンが必要です。暗い中、山靴を置いてある駐車場から靴を家の仲間で持ってきます。アイゼンの装着を試すためです。1月初めに行った剣山では前日にアイゼンを靴に取りつけてみなかったので、装着失敗して軽アイゼンで登ったのです。でも、軽アイゼンで登れる剣山と違い、石鎚はこれまでの2回、軽アイゼンで登って結構怖かったので、今回は10本爪で登るつもりです。何度か試して、何とかうまく装着できるようになったので、ひとまず安心して眠りにつきました。40年前にも5月ごろの越後駒などに登る際はアイゼンを男子部員から借りて使っていましたが、昔のアイゼンは別売りのベルトで装着してたので、今どきのアイゼンの装着には慣れてないです。

いよいよ、まだ歩いたことのない下山ルートを下ります。
少しでも、車を駐車している場所に近いほうに下るために、敢えて選んだ道です。

先ほどの表示からほんの少し行ったところに、三角点がありました。

年末の大掃除の合間に詫間の博智山に登ったのは、12月26日のことでした。
その時は時間がなくて、妙見山までの距離がたった800mとわかったのですが、歩けませんでした。近いうちに歩きたいと思っていたのですが、11日に高校時代のバレー部の新年会でのこと、仲間の一人が「妙見さんって言うのを母親が良く言ってたけど、どこなのかな?」と。それはきっと仁尾の妙見さんのことやで、と私・・・。今度歩こうと思ってるから、その時は声をかけるから、と言って別れたのでした。
その翌週17日は特に予定もなかったので、運動不足解消でこの前から気になっていた妙見山にでも登ろうという気になりました。友人に約束通りメールをしたのですが、その日は寒い日だったのと、友人は膝の調子が悪くて登れそうもないというので、単独で行くことにしました。

車道を少しだけ南に歩くと遠見山の登山口があるはずです。
島の車道は車なんてほとんど通らないので、のんびりと歩いていくと・・・

登山口の道標もきちんと立てられていましたが、上を見ると、登山道もきっちり整備さがされています。
これは剪定ばさみの出番はないかも・・・・。

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