昨日は野草友達のRさんと、この春二度目の皿ヶ嶺に行ってきた。
もともとは岡山と鳥取の県境にある岡山森林公園にイワウチワを見に行く予定だったのが、今年は寒くて花が遅れていると言う情報があり、急遽、皿ヶ嶺に変更にしたのだ。
予報ではそれほど良さそうな天気ではなかったのに、朝から青空が広がり、気分もっすっきり。待ち合わせ場所でRさんを拾い、そのまま高速に乗る。
川内インターまでは2時間弱。道中目にする山肌は桜もミツバツツジもほぼ終わり、この時期はなんと言っても朱赤のヤマツツジが新緑の中で存在を主張する。
ハナシノブ(ポレモニウム)の仲間は4年程前に初めて種を播いた。
その頃は、まだ園芸種ばかりを育てていて、花はすべて栄養たっぷりの培養土で育てるものだと思い込んでいて、どえらく葉っぱのよく繁った株に育ててしまい、結局、花を見ないうちに夏の暑さと雨でだめにした。
その翌年は市販の苗を買って、何とか開花にこぎつけた。また翌年はカラフトハナシノブの種をいただいて、何とか咲かせることが出来た。
そして今年のハナシノブは白花だ。
島根の花友さんからいただいたヤマエンゴサクは花が終って、そろそろ消え始めている。
消えても地中の小さな球根が残って来年も花を咲かせる。そんところがスプリング・エフェメラル(春の儚い夢)と言われる所以だ。
そのヤマエンゴサクに代って、去年ネット通販で取り寄せたコリダリス・フレクソーサ・チャイナブルーが花盛りである。
ハナミズキがようやく咲いた。この株を購入してから一体何年目になるかなぁ?
少なくとも5年は経っているように思う。
ハナミズキを初めて意識して見たのは、たぶん20代半ばにに旅行したカナダ、バンクーバーでのことだったと思う。ツアーのバスでバンクーバーの町を巡ったときにバンクーバー中がハナミズキの花で溢れていた。英語ではドッグウッドというのだと聞いたのもその時。
昨日はオドリコソウの群生を見て大感激だったのだが、今日も連荘(レンチャン)で野草散策である。というのも今日の私は久々で予定のない日なのです。
ニリンソウを見に行くのもよし、それともカンアオイの残り咲きを見るもよし、はたまた満濃池散策?いろいろ考えたが、バイカイカリソウを今年はまだ見ていない。そろそろ咲き始めたらしいので、ここはバイカイカリソウを見てくるとしよう。
駐車場から遍路道を10分ほど歩くとさすがにオドリコソウも見かけなくなった。
代ってツボスミレなどが見られる。そして道の左手にすごく古そうな墓地。
もうお墓参りに来る人もいないのだろう、恐らく数百年前のお墓かと思う。
昨日、今日とようやく天候が安定してきた。
それなのに、昨日も用事があり、今日も4時ごろまで用事があったが、用事を済ませた後、山に向かって車を走らせた。
この山には秋はちょくちょく来ているが、春には一度も来てないのだ。春は野草が咲く山がたくさんあるので、なかなか他の山に登る時間と機会がないのだ。
オダマキは世界中にいろいろな品種のものがあるようだ。コレクションしている人も多いのではないだろうか。
私とオダマキとの付き合いは比較的浅くて、私の庭で本格的に咲き始めたのはここ3年ぐらいのことだ。花が咲けば必ずといっていいほど、種をたくさんつけるし、種からの栽培もたやすいので、種を交換したり頂いたりりすることが多くなった最近では、急速に種類が増えている。
2年近く前にネットの花友さんからいろいろな花の種をいただいた。
花好きの私もまだ見たことがないような珍しい花の種が多かったが、新鮮な種をいただいたので発芽率もよく、去年の初夏にはいろいろと咲いてくれたのだった。
その中でシンフィアンドラ・ワンネリと書かれた種がありキキョウ科のシンフィアンドラ属のようだ。04年の初夏に種まきしたが発芽せず、確か残っていた種を秋に播いたものが幾つか発芽した。そのうちの一芽だけがなんとか育っていたが、05年初夏にはっと気がつくとナメクジに新芽を食べられてしまって、呆然としたものだ。
しかし、一旦、丸坊主になったがそこからまた盛り返して、今年はとうとう花を見ることが出来た。私の種まき経験の中では開花までが一番長かったと思う(今からセツブンソウやクリスマスローズなど4年がかりで咲くのも出そうだが)
最近のコメント