昨日はいつもの野草友達Rさん、そして初対面の野草関係の方3人とで今の時期の野草を観察してきた。
RさんのHPの掲示板に最近書き込みをされ始めた方が、ウメガサソウの花が咲く場所に案内してくださると言うのだ。
しかもRさんと私以外は植物関係の会に所属されていると言う。いつもとは一味も二味も違う散策となった。
場所は私がよく行く山だが、同じ山でもいつも行く場所とはちょっと違う場所。
畑ではキンケイギク、ヤグルマソウ、シャスタデージーなどの初夏の花が一段落して、この前から合間を見て抜き始めているところだ。
春先に咲く花は一体に草丈の低い可愛いのが多いけれど、初夏から夏にかけては草丈が1mぐらいになる大型の花が多くなる。
そんな中、畑の一番奥でエリンジュームがこの前から咲き始めた。
バーバスカムはつい3年程前から育て始めた花だ。
以前から花を育てるのは好きだったので、8年程前からは種苗会社からカタログまで取り寄せているけど、不思議とこのバーバスカムは国産の種苗カタログには載っていないようだ。
ネット通販を利用するようになってから、海外の花にバーバスカムというものがあるのを知った。
色も私の好きな紫系やピンク、白などが多い。
そこで03年秋に通販でイギリスのバーバスカムの種を取り寄せた。
私が育てている以外にも庭では古くから植わっている樹木などが花を咲かせる。
たぶん庭木の花たちは一年中、途切れずに咲くように思う。
それらは私がここ数年畑に植えている陽光桜やヒュウガミズキとは別に、松や槙などとともに庭に点在していて季節がくると咲いてくれる。早春の紅白二種類の沈丁花から始まって、ツツジ、サツキと咲き進む。
そして今は座敷北側にある庭でタイサンボクが咲いている。
ムシャリンドウは北海道の野山などで咲いている山野草らしいが、私はまだ自生のは見たことがない。
もう4年ほども前にネット花友さんのブルースターさんがムシャリンドウの苗を送ってくれたのだけど、ハーブコーナーの真中に植えた野が失敗して、ハーブに負けてしまったか、二年程で消えたのだった。
リンドウと葉ついているがゴマノハグサ科ムシャリンドウ属で、リンドウというよりもサルビアやセージなどに似ているかもしれない。
プリムラの季節はもうとっくに終ったと思っていた。
ところが6月の上旬のある日、なにやら黄色い小花が咲いている。
なんとそれは05年初夏に採り播きした種から育ったプリムラ・キューエンシスが開花したのだった。
この回はタイトルをランとしたが、花を見ているわけではなくどれもすべて株を見たというだけのこと。
しかし、中には5月に花芽をつけていたのを見ていたエビねが次回訪れたら盗掘されていたり、また何かはわからないランを見つけて次回の楽しみにと思っていたら、やはりそれも盗掘されていた。
この時期に道の駅などではその盗掘されたと思われる「イチヤクソウ」「ジガバチソウ」なども実際に売られているのをこの目で見かける。先日たまたま発見したサイトは盗掘を請け負うサイトでヤマシャクヤク、花芽が一つついているのは5000円で盗掘を請け負うと書いてある。なんとも嫌な気分になった。
エビネやシュンランなどの綺麗なランは勿論のこと、最近ではそういった地味なランもターゲットにされているそうだから油断がならない。
この6月の花散策シリーズもこの会を含めて後3回で終らそうと思っています。
というのもその間に自宅出育てている花ガ次々と咲きあがってきたので、早くそれらをアップしてやないとト可愛そうだし・・。
この前の花散策では今年初めてのアサギマダラもたくさん見かけた。
しかし、その一週間後に行ったときには蝶はあまり見かけなかったので、蝶が飛ぶ日は何か条件があるのかもしれない。
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