6月といえば平地でもアジサイの季節だ。
私はアジサイがそれほど好きというわけではない。自宅でも育てているのはカシワバアジサイだけだ。それでも山道でひっそりと咲くヤマアジサイの色が好みの色だと、足をとめて、しばし眺める。
山頂付近を散策して車を置いた場所まで下る。
この時期は山アジサイの仲間がよく目につく。
樹木の花もエゴの木の花などが楽しめる。オンツツジはすでに終わっているが、山ツツジはまだまだあちこちで赤い花を見かける。
ふと何気なく道の傍らを見てみたら、白い小花が咲いている。
用事が立て込んでいて、先週から今週にかけては山に行く事が出来なかった。
この週末は一応、山の予定は入っているが、雨天中止となる公算が大なので、昨日のうちに山方面にドライブしてきた。
今年はまだオカタツナミソウとフタリシズカを見ていないのだ。
二種類の花ともあちこちでたくさん見かけることが出来て初期目標は達成したが、おまけとしずいぶんいろいろな花に出会えた。感謝。
この前からヒューケラ(ツボサンゴ)の二番花が咲きあがってきた。
カンパニュラなども結構二番花を咲かせるが、一番花に比べてかなり落ちるものだけど、ヒューケラやティアレアの二番花は、一番花に比べてそう見劣りもしない。
4月末頃から幹線道路を走っていると、中央分離帯に青い小花が一面に咲いているのを見かける。視力だけはいいので、信号待ちなどの間、いつも分離帯に咲いている野草を眺めて楽しんでいるが、このヒナギキョウは実に秋までずっと咲いている。
このキキョウ科ヒナギキョウ属の仲間をワーレンベルギアといい、ヒナギキョウの学名はWahlenbergia marginata というようだ。
山頂に立ちたいと思い始めて3年、ようやくピークを踏むことが出来た。
一回目の山行でなんなく登れる山もあるが、こんな風に何年越しで山頂を極めると言うのもいいものだ。
西赤石山は前山が邪魔になって本峰が見えず、幾つかの偽ピークを越してようやく本物のピークに辿り着くと言う具合だ。
二年前にうちの末っ子が「もういや」とごねたのは、眼前のピークが目指すピークではなくて、まだその先があると知ってがっかりしたからだった。こういうときは気持ちをゆっくり持って、まだまだしばらく歩くものと思っていたほうが良いものだ。一ヶ月前に歩いたばかりのRさんが、まだかなりあるのではないかな?と言うので、地図を出して今まで歩いたルートと照らし合わせる。その時は平坦部を歩いていたが、すでに山頂手前の登りの少し前と思われた。
登山道はそれほど大した登りもなく、よく踏まれたいい道で、歩きやすいことこの上ない。
時折、思い出したようにまずまずの登りがあるが、その他はほぼ平坦な歩きで楽だ。
この前の笹倉~筒上がハードだったので特にそう感じるのかもしれない。
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