シロバナハンショウヅルを初めて見たのは4年前のことです。
自宅からそう遠くない低山の登山道わきで緑色がかった白い小さな花が樹木に絡まって咲いていました。名前はわからないでもクレマチスの仲間だと言うことは直ぐにわかるので、図鑑で調べて名前がわかりました。その後、自宅でも咲かせてみたくて、通販で苗を取り寄せた株が、今もあります。が、今年の春は槙の木に絡ませてあったツルを主人に切られたので、今年の花は望めそうもないですね。
今年はたくさん咲く場所を見つけてきましたので、シロバナハンショウヅルのお花見をしてきました。
これからしばらくは野草の種類ごとにブログを綴っていきたいと思います。
自生地を出さないように配慮するためと、山行を追って書く書き方はどうしても時間を取るからです。
まずは四国の固有種に等しいといえるユキモチソウです。
午後4時、山を下り始めます。自宅まではざっと2時間ちょっとでしょうか。
タムシバの花が咲いている辺りを通っていると、野鳥がいっせいに飛び立ちました。木をねぐらにしていたのが、車のエンジンの音にびっくりして飛び立ったようでした。
タムシバの花を撮影しようと思い、カメラを構えたら、近くの木々に先ほど飛びたったばかりの野鳥がいっぱいとまっています。
4月12日、徳島の山にマンサクの花を見に行ってきました。
マンサクは名前だけは昔から知っているのでした。昭和56年、NHKの朝の連続ドラマに「まんさくの花」というのがあって、私はテレビはあまり見ない人間なので、連ドラなどと言うものとは縁遠い人間ですが、一応、その年にやっている大河ドラマや連ドラのタイトルぐらいは知っているのです。因みに昭和56年と言うと娘の生まれた年です。
マンサクというのが「まず咲く」から来ていて、山で逸早く春を告げる花なのだというのはそのときに知ったのでした。その後、マンサクのことは忘れていましたが、再び山歩きや野草散策を始めてから、植栽のマンサクの木を見る機会がありました。確か、岡山にセツブンソウを見に行ったときのことで、まだ2月の初めの頃でした。
その後、四国にもマンサクが咲くということを知り、いつかは見てみたいものと思っていました。去年の早春に高知にドライブしたとき、高知の山に咲くということを地元の方に聞き、また梶ヶ森にも咲くとは聞いていたのですが、なかなか見る機会がないままでした。
10日ほど前のこと、ネット山友さんとたまたま電話していて、徳島の山にマンサクが咲くということを教えていただきました。今年の花はもう終わっているかも知れないけど、場所を確かめるだけでもと思い、12日昼前に出発しました。
最近のコメント