8月下旬に見た花、キキョウ
26日のもう一つの目的の花、キキョウを見るべく、山道を登っていきます。咲いているのか?それとも咲いてないのか?
午後3時を回って、遠くから雷の音が聞こえてきます。先週は、天候の不安定な日が多かったのでした。折りたたみのカサは持ってますが、激しい夕立が来ればあまり役には立たないでしょうね。
汗をだらだら流しながら、ピークを一つ越して歩いていると、なんとなく見覚えのある風景が・・。そうそう、キキョウが咲いてるのはこの辺だったはず。
26日のもう一つの目的の花、キキョウを見るべく、山道を登っていきます。咲いているのか?それとも咲いてないのか?
午後3時を回って、遠くから雷の音が聞こえてきます。先週は、天候の不安定な日が多かったのでした。折りたたみのカサは持ってますが、激しい夕立が来ればあまり役には立たないでしょうね。
汗をだらだら流しながら、ピークを一つ越して歩いていると、なんとなく見覚えのある風景が・・。そうそう、キキョウが咲いてるのはこの辺だったはず。
7月末に実家方面にアルプス行きのトレーニングのために登ったときのことです。
帰りに車道を走っていたら、ツルボの花が目に付きました。車を停めてツルボを撮影していたら、その近くの田んぼ周辺がよい感じの草むらになっています。ワレモコウなども、目に付きましたが、どうもタヌキマメらしき株が何株も見えています。まだ開花前でしたが、開花する頃になれば、また来ようと思ったのでした。去年は山友達のかたに、もっと県境に近い山地の田んぼ周辺にタヌキマメが咲くことを教えていただき、9月上旬に見ていますが、私が種から育てているタヌキマメは7月末から咲いているのです。
実家方面の山ではキキョウの株も11月ごろに毎年見つけては、花の時期に来ようと思っていた場所があるので、タヌキマメとキキョウをセットで見に行こうと考えたのが8月23日のことです。ところが、家を出た後直ぐに雷雨となったので、先に買い物を済ませて、その後タヌキマメの場所に出向いたところ、強い雨に打たれたためか、花は早くも萎んでいて撮影できません。
そこで、26日午後に、出直しました。
登りが終わって、ほとんど傾斜のない道になりましたが、山頂はまだ向こうのようで、相変わらず遊歩道が続きます。
前の記事で書き忘れましたが、8合目付近は少し岩場っぽい道になっていて、この靴で大丈夫かな~?と思いながらも何とかクリアできたのです。
山頂ももう直ぐと思われる頃、またまたブルーの花が出てきました。
8合目の休憩場所で、先ほど見かけた小さな男の子も休憩していたので、話しかけてみました。年を訊いたら6歳だそうです。「ぼく、えらいね」と言ったら、ちょっと得意そうな顔になりました。
私自身もつい10年前にはまだ10歳だった末っ子を連れて、石鎚や東赤石に登ったものですが、途中で行きかう大人たちに「すごいね、」とか「頑張ってるね」とか声をかけてもらうと、子供も嬉しいようで、急に張り切って登りだすなんてことがよくあったのです。
子供はやっぱり、褒めるのがいちばんです。
伊吹山の登山者ってもっと多いのかと思っていましたが、夏の花がほぼ終わったせいか、思っていたよりも歩いている人が少なくて、私にとってはなかなか快適な歩きです。
登山者が数珠繋ぎになっている山はどうも敬遠してしまいますね。
3号目から4合目、5合目にかけては、道も同じような感じで歩きやすく、お葬式に出席した黒靴でも、特に不都合は感じず登っていきます。4合目辺りでは特にこれという花も見かけませんでした。標高が低いので花の時期が終わっていたんでしょうね。
11時7分、5合目の小屋に着きました。
当初の予定では、何が何でも山頂まで登ろうという気はまったくなくて、三合目付近の散策でも良し、登れそうだったら登ってみようかとうぐらいの気持ちでした。靴が靴でしたし、時間的にもその日のうちに四国に帰るつもりなので、登っている余裕があるのだろうか?というのが正直なところでした。
実際、登山口で別れた京都の山男さんには「その靴で大丈夫ですか?」と言われたのです。
この前の記事で書き忘れましたが、礼服を入れたバッグとお葬式用の黒いバッグは麓の茶店のおばさんが300円で預かってくれました。近江長岡の駅はずいぶん田舎の駅で、今ロッカーがなかったのです(^_^;
そんないい加減な気持ちで3合目まで来たのですが、同行のYさんたちは登る気まんまんなのです。でもYさんたちの格好と言えば、私よりもまだお気楽な格好で、リュックも持たず、普通の小ぶりのショルダーバッグに、平底のタウン用の靴のようです。服装もY君はポロシャツにハーフパンツ、Yさんは普通の街着のパンツに私と同じくチュニックです。
夕食はホテルの一階にガストが入っていたので、出かけるのも面倒で、そこで済ませますが、もちろん、ビールもお願いしました。運転しなくて良いので、こんな暑い日はビールに限ります。
翌16日は6時半ごろn起床しました。
前夜のうちにホテルロビーのインターネットで伊吹山へのアクセスを調べたのですが、登山口へのバスは近江長岡もしくは長浜駅から出ていて、近江長岡からのほうが近そうです。また、3合目までのゴンドラは2011年7月~9月まで運行予定とあります。結局、この情報にだまされたんですね。
米原までは京都から1時間あまり、そしてその後は東海道本線の電車に乗り換え近江長岡までは10分ほど。遅くても9時台のバスには乗れそうです。
問題はリュック以外のバッグなどの荷物をどうするか?ですが、京都駅で預けてもいいのですが、近江長岡の駅でコインロッカーにでも預けることにしようなどと考え直しました。手にバッグを持ったままでは登り難いですから・・。
朝食は結局、前日に買ったまま忘れていたおにぎりを食べました。予定通り8時過ぎの新快速に乗り込み米原まで行きます。米原から1駅目は醒ヶ井駅で、確か醒ヶ井ってバイカモが見られたんじゃなかったかな?なんて思ったり・・・。ところで、この米原~大垣間の電車ってバックパッキングの人がずいぶん乗り込んでいて、初めての私はこのバックパッカーたちはみんな伊吹山に登るのだろうか?などと思ったのですが、どうやら青春18きっぷで移動中の方たちだったようです。
というのも、近江長岡で下りたのはたった数人だったのです。
発端は8月13日に東京の義姉からかかってきた電話で、義兄のご母堂が亡くなったと言う電話でした。96歳という高齢の方でしたが、ごく最近までお元気だったそうで、葬儀はご母堂が住まわれていた大阪で15日にとり行うとのこと。
うちの義母や義父の葬儀にも遠方から駆けつけていただいているので、こちらからも主人が葬儀に出向くのが筋なのですが、ちょうどお盆休みとあって、主人は前々から決まっていた同窓会やゴルフの予定が入っています。市内に住む、義弟に電話したところ、これまた14,15日は家族旅行で鹿児島に行く予定とか・・。
結局、この期間に体が空いているのは私だけ・・・。そんな訳で急遽、主人の代理で15日の午後からの葬儀に出席することにしました。大阪まで行くのならば、葬儀が済んだ翌日にでも、どこか山に登るか山を見てこようと思ったのでした。
10時50分過ぎ、Eさんが「そろそろ滝に着くよ」と・・・。
でも、滝につき物の、あの轟音が聞こえないけど?と言うと、高瀑の滝は水量が少ないので轟音は聞こえないのだそうです。
そして、10時58分、滝に到着です。
石鎚山系の滝というと有名なのが御来光の滝で、こちらは日本の滝百選にも入っている滝で、私も2度ばかり行ったことがあります。行ったと言うより、実際は連れて行ってもらったというほうが近いですが(^_^;
どちらも西ノ冠岳付近に源を発していますが、ご来光の滝は稜線の南側に位置するのに対して、高瀑の滝は北側に位置するので、滝までの道は昼なお暗いと言う感じです。この日も花を撮影しようと思えばISOを800まで上げたりして苦労しました。
でもたまに、こんな青空と稜線が見えます。
前夜に石鎚山系の地図を広げ、高瀑の滝付近の地図を見ようとしたのですが、位置がよくわからなかったので、予習ができませんでした。Eさんに尋ねると、西ノ冠岳の裏側と言うので、見てみるとなるほど、西ノ冠岳と二ノ森を結ぶ稜線の400mほど下に位置するようです。
駐車場からのコースタイムは1時間半となっています。それに地図上には、高瀑の滝から稜線にいたる道も記されているのですが、これは熟達者向きと書いてあって、コースタイムも2時間20分とあります。どうやら、悪路のようですね。
用意をして歩き始めたのは8時44分です。
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