岩場の花を見に寒風山へ、その6、笹とチチ山を見たら下山
寒風山の西峰ではガスがいろいろと動いて面白く、カメラの好きな人間にはいつまでいても楽しい場所です。
寒風山の西峰ではガスがいろいろと動いて面白く、カメラの好きな人間にはいつまでいても楽しい場所です。
梯子場を通過した後、樹林の向こうから木漏れ日が射してきました。
まるで光のシャワーです。
登山道に復活したら、すぐに展望台へと続く踏み跡がありましたので、これを登ります。
伊予富士は再びガスが下から上がってきて、イマイチでしたが、↓この場所は紅白のお花畑になっていました。
登るにつれて天候も良くなってくるようで、岩場辺りまでやってきたら、伊予富士がばっちり見えました。
桑瀬峠では汗をかいた後なので水分補給をします。
凍らせたアクエリアスの溶け始めの甘いのが美味しい・・・
家ではアクエリやポカリなんて絶対に飲まないのに、山に来ると妙においしいですね。
お腹はさすがにまだ空いてないので、前回の山の行動食のドライマンゴーが残っていたので、二人にも食べていただきました。
8時57分、笹原の中を歩き始めました。
7月半ばになるというのに、今年の梅雨は明けそうになく、連日傘マークが並ぶ日々でした。
フルタイムで働いている山仲間のRさんには悪いのですが、週末も雨みたいなので、平日の天気の良い日に狙って出かけるしかありません。Pさんに連絡すると、平日はお母さんのデイのお迎えがあるので、早出して早く帰れる山がいいそうです。今の時期なら寒風山の岩場の花が咲きだしているかも…寒風山なら歩く時間が短くて済むので、早いうちに下山できそうですね。では寒風山に決まり。
天気は17日が良さそうです。
Pさんと二人だけでのんびりと歩いても良かったのですが、以前、裏寒風を一緒に登った時、学生時代の山仲間の山じいさんが花の時期に寒風山を訪れたいと言っていたのを思い出したので、ラインで声がけしてみました。予定では堂ヶ森にササユリを見に行くことにしていたらしいのですが、変更してお付き合いしていただけることに・・・
Pさんの都合を優先したいのでPさんに集合時間を決めてもらったところ、寒風茶屋に7時20分に集合ということになりました。
かなり以前ににその山でユウスゲを見て以来、ほぼ毎年のようにユウスゲを見に行ってました。
去年は7月初旬から一か月間入院したせいで、ユウスゲの花も見られなかったので、今年はぜひ行きたいと思っていました。
中旬の16日、その日は主人も夕方から会合に出かけるというので、夕食は8時頃で良いと言います。ユウスゲは午後4時ごろから咲きはじめるので、撮影もしていたら帰宅は夕方6時ぐらいになりますが、その日はちょうどそんな事情で時間を気にせず見られます。
ランの花は低山で咲くランで、気軽に見に行けるランもあれば、4時間ほど歩いてようやく見られる花もあります。
この年になると4時間の登りはきついですが、それでも花を見たさに登ります。
3月末頃から低山でシュンランなどが咲きはじめると、その後次々とランの花が野山に咲くようになります。
ウチョウランを見たのはこれで3度目です。
床鍋への下山道はまずは権現越からまっすぐ南に下ります。
もうそろそろ分岐かなと思いながら歩いていきます。
↓白いモリイバラも綺麗な花が咲いている株を見つけたので、撮影します。
直登道への分岐の傍に大きな岩があって、その辺りのタカネバラがいつも見事なのですが、今回も良く咲いていました。
小屋に着いたら、お昼ご飯を食べるよりも先に、まずオオヤマレンゲを見てみます。
ここのオオヤマレンゲがもう終わっていたら、別場所に寄らなければ・・・・
ところが嬉しいことに、まだ綺麗な花が咲き残っていてくれました。
オオヤマレンゲは花期が長いので、約一か月間ほど咲いているような気がします。
以前はこのコースは長いように感じていたのですが、この日は涼しくて快適に歩けるので、それほど長くも感じませんでした。
ザックを背負って11時12分に赤石山荘目指して歩き始めました。
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