季節が止まっていた皿ヶ嶺、その4、ヒナスミレやシコクミヤマスミレも
登山道が緩やかに登り勾配になってくると、天狗の庭も終わってそろそろ車道に出るはずです。
登山道が緩やかに登り勾配になってくると、天狗の庭も終わってそろそろ車道に出るはずです。
何度も書きましたが、2019年は夏と秋にそれぞれ一か月ずつ入院しました。
大きな手術も受け、この春はせいぜい里山歩きぐらいしかできないと思っていました。
夏に北アルプス帰りに、お見舞いに寄ってくれた学生時代の山仲間のS君もたぶんそう思っていたと思います。だからか、退院した後の春は皿ヶ嶺にお花を見に来れば?と言われていました。最悪、皿ヶ嶺なら車を停めて30分も歩けば花散策もできるからです。
去年の11月に亡くなった山仲間のYさんがそういえば、一年前に「シコクカッコソウが見たいのだけど、車で見られる場所はないかしら?」と訊かれ、残念ながらどこのカッコソウも30分ぐらいは歩かないと見られないですねと答えたものでした。その後、こちらも思わぬ病気で入院し、Yさんのほうは秋には亡くなるという、予想もしないことになりました。
この春はそのうえ新型コロナなどという訳のわからないものが流行ってしまい、県境を越えての移動は控えて欲しいという話もありますが、登山口まで車で一人で行くのだし、山に入ったら三密とは程遠いので、思い切って4月25日に皿ヶ嶺に行ってきました。
新緑をたっぷりと楽しんだ後は、帰りに思いついて、スミレを見に少しだけ寄り道です。
この谷を前回訪れたのは、3月1日ですからそれから一か月余り。
咲いている花はほとんど変わっていました。前回はユキワリイチゲとアワコバイモぐらいしか咲いてなかったのですが・・・
春になると、一度や二度は訪れる県境の谷。
今年は4月9日に一人で行ってきました。
この場所はたいてい一人で来ることが多いです。
チョウジガマズミを見に行った日は桜もとても綺麗でした。
2日目に島根の桜を堪能したばかりなのに、その後、香川の桜を堪能でした。
確か、明るい尾根に出たらシハイスミレが咲いているはず・・・・
急登も毎回、シハイスミレに癒されながら登ったのでした。
今年はどうかな?
やがて、神社の建物が見えてきました。
考えてみたら、初めて大江高山に登ったのは2009年のことですから、もう11年前のことになります。そのときはたった一人で車で走ってきて登ったのですから、まだ若くて元気だったということですね。
大江高山に登る日は今までもそしてこの日も文句なしの快晴です。
奥坂休憩所から登るのはこれが5回目かな?
30分ほどで東門近くまで登れるのですが、途中、見晴らしの良い岩場があるので、いつもここで休憩することにしています。
眼下に谷が見えてきたので展望台が近いなと思ったのですが、案の定、11時50分には展望台に着きました。ゲンカイツツジは?と思って見てみると、咲いてましたよ。
3月第4週の半ばは良いお天気に恵まれました。
その週の週末は天気が微妙なので、青空が見られるうちに行っておこうと考え、岡山まで一人でひとっ走りしてきました。青空がバックでないと映えない花、タムシバと、これまた青空でないと咲かないカタクリの花です。
まだ花には早いでしょうが、気の早い木は咲き始めていることでしょう。
行く手に大きな桜の木が見えてきました。
道の駅付近にもソメイヨシノが植えられていたのですが、全然咲いてなかったので、これはエドヒガンとかそういう系統でしょうか?
あ、書き忘れましたが、この日は高知は最高気温が21℃とのことで、私は上もウエア一枚ですし、下も夏用の薄手のトレッキングパンツです。
やがて、国道439号から離れて梶ヶ森へと向かう道に入ります。
しばらくは人家もあったりしますが、基本的にはここからは山の中を走ります。
この辺りにシロバナショウジョウバカマが咲いてるはずだけど?と思って車窓から眺めていると、案の定、咲いてました。
鶏足山を下ってから、まだまだフクジュソウ散策が続きますが、時刻がお昼前になったので、お腹が空いてたまりません。何しろ、自宅で薬を飲むために軽く食べたのが6時半ごろだし、軽くても山を一座登ったわけですから・・・
途中のコンビニでおむすびを買ってはいたのですが、祖谷と言えばそりゃお蕎麦に決まってるでしょ!!
お蕎麦屋さん目指して車を走らせるのですが、(走らせるのはPさんですが)その間も頭の中はお蕎麦でいっぱい・・・でも、お蕎麦屋さんに着く前に、以前花散策で良く来ていた場所を通りがかったので、そこも外せませんね。運が良ければ何か咲いてるかも?生憎といつも見ている場所はまだ時期が早かったか、何もまだ咲いてませんでしたが、ちょっと下のほうまで下ってみると・・・
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