綱繰山アケボノ山行、その4、急な尾根をアケボノを見ながら
ようやく稜線に近い場所を歩くようになったので、道に沿って花が見えるようになってきました。
↓まずはオオカメノキの白い花
ようやく稜線に近い場所を歩くようになったので、道に沿って花が見えるようになってきました。
↓まずはオオカメノキの白い花
今度こそ稜線に出るのかと思ったら、残念ながら稜線にはまだ出ません。
たぶん、稜線にも踏み跡があったので、行って行けなくはなさそうですが、時間がかかるのでやっぱり登山道を歩きます。アケボノは何と言っても稜線に咲いてるのですが・・・・
右手に見える沢はこの辺りでは伏流しているのか、一見、流れているようには見えませんでしたが、ともかく沢沿いに登っていきます。
大きな木があると思ったら、カツラの木でした。↓
2019年の7月初めに入院しました。
その年のアケボノは砥石権現で眺めましたが、砥石権現にはアケボノの木はほんの少ししかありません。
翌年の5月、つまり去年は5月20日に裏寒風のアケボノを眺めましたが、それはアケボノ目的というより、別の目的があったのと、私の回復もまだ十分ではありませんでした。それに加えて去年はアケボノは裏年でした。
体力も十分回復したこの春は、満を持してアケボノ山行に臨めそうだし、久々に見ごたえのあるアケボノを見たいと思いました。今年は記録的に開花が早いらしく、連休初めごろにはもう標高1500近くまで咲きあがっているというではありませんか。連休の5月3日は天気も快晴のようで、この日にアケボノ山行決行と考え、いつもの仲間3人で行先を相談します。
私は元気になったものの、山仲間のPさんが膝が今一つなので、それを考慮したうえでアケボノが丁度見ごろの山を考えました。YAMAPなどの記録を見ると、綱繰山か大座礼山が良さそうです。綱繰山はRさんも私も行ったことがない山だし、未踏の山に登れるのなら良いかなぁ?山仲間の方に相談したりしたうえで、綱繰山に行くことに決定。
山頂方面には全然行かず、そのまま水ノ元まで下ることにします。
この日は山歩きではなく、完全に花散策のつもりです。
車道沿いを眺めながら歩いていると、あまり見かけない色合いの花が咲いていました。
それまで過去10年もの間、春の皿ヶ嶺には花散策に来ていたのに、フデリンドウだけは見たことがなかったのです。それがこの日はかなりフデリンドウを見られました。何度来ても、全く同じということは山では起こりませんね。
おまけにピンクのフデリンドウ迄見られました。ピンクの花は久しぶりに見ました。
少し歩くと、花の咲きはじめているユキザサがありました。
そうそう、ここに4月末に来ると、たいていユキザサの花が咲いているのでした。
岡山で三平山~毛無山縦走をしたのが4月25日のことで、その4日後の29日からGWが始まるのでしたが、初日の29日はどうも雨のようです。
その後も天気が良くなさそうで27日だけは快晴のようです。Rさんも有休を取るので皿ヶ嶺に恒例の花散策に行きましょうという話が出ました。
私やPさんは4月初めに行ってますが、やっぱりヤマシャクやヤマブキソウを見なくてはねということで、快晴の予報が出ている27日に皿ヶ嶺へお出かけでした。その頃ならほかのお花たちもたいていは咲いていることでしょう。
と言ってもRさんと私は25日に散々歩いた後だし、Pさんも膝の調子がイマイチなので、山頂には行かず、花だけ見て回ることにします。折角なので、地元の山じいさんもお誘いしました。
やれやれ、これで長かった登りももう終わりです。
後は下るのみ。
↓歩いてきた稜線を眺める私たちをRさんが撮影してくれていました。
私とRさんは登りで体が温まっているのですが、エントツ山さんは私たちの歩くペースが遅いのと、気温が低くなったのとで寒いそうで、ずいぶん着込まれていました。
そういう私も俣野越で寒かったので、ウインドブレーカーを着込んだら脱げなくなってしまったほど、気温も下がってました。Rさんが朝方見た情報の気温5度というのは正しかったようです。
やっぱり山はまだまだ寒いんですね。
朝鍋鷲ヶ山から金ヶ谷山への登りはそれほど大したことありません。
でも、目の前に見えているのは、あまり好きじゃない階段の登りでした。
もう少しで山頂というとき、後ろを歩いていたRさんが「ダイセンキスミレ」と叫ぶ声で、思わず後ろを振り返りました。
三平山までは真っ青だった空が、なんだか雲が出てきて、先行き怪しいです。
そのちょっと雲の出た空にブナの木がとてもいい雰囲気です。
しんがりで歩かれていたAさんが「咲いてますよ」というので、急いで後戻りすると、なんとまぁ、早くもオオイワカガミの花が咲いていたのでした。
最近のコメント