今年も大江高山へ、その7、下山そして帰路の桜とオキナグサ
下山口から登山口の飯谷までは小一時間の車道歩きになります。
前の週の鬼ノ城では下山の時に膝が少し痛かったので、今回も少し心配していたのですが、この日は膝の痛みもなく下ることができました。天気も良かったし、あのきつい登りもこなせたし、私にしては上出来でした。

下山口から登山口の飯谷までは小一時間の車道歩きになります。
前の週の鬼ノ城では下山の時に膝が少し痛かったので、今回も少し心配していたのですが、この日は膝の痛みもなく下ることができました。天気も良かったし、あのきつい登りもこなせたし、私にしては上出来でした。

3月29日の鬼ノ城からの帰り道、Pさんと次の週はどこへ行こうか?という話が出ました。
アケボノツツジはまだ咲かないし、大江高山はちょうどイズモコバイモも咲きだしてるだろうけど、遠いので毎年は行けないし…などと話していました。
ところが、私たちが鬼ノ城に行っていた日に、高知の山仲間のAさんもいらっしゃってたそうです。あとでわかったのですが、その後、連絡を取ったところ、次の週はAさんは大江高山にいらっしゃりたいとのことです。高知からは相当遠いので、大江高山はさすがに無理だろうと思い、お誘いしたこともなかったのでしたが・・・でも、Aさんがいらっしゃるのなら、私たちもご一緒したいかな、それに花の場所も案内できるでしょうし・・・。Pさんに連絡したらPさんも乗り気です。
それが前日になって、Pさんは都合で行けなくなったのです。私だけで行くのもどうかな?と迷ったのですが、ネットで調べるとミスミソウもイズモコバイモもギフチョウも今年はもう出ているとのこと。イズモコバイモのあの可愛い花姿を今年も見てみたいという誘惑には勝てず、同行させてもらうことにしました。
Aさんは高知から国道194号で今治方面に来られるとのことで、今回はしまなみ海道経由です。しまなみ海道ができてすぐに九州からの帰り道に通ったことはありますが、もう長い間、通して走ってないので、それも興味津々です。
結局、6時に湯ノ浦温泉の道の駅で集合ということになりました。

3月25日にタムシバの下見をしてきて、今年はどうやら当たり年らしいのでチャンスがあればもう一度行きたいな~と思っていました。そしたらPさんから行きましょうとの連絡がありました。Rさんは残念ながらその週末は都合が悪いようです。行くならお天気の良さそうな29日が良いですね。
結局、一番最初にタムシバのお花見に来た2016年の春同様、Pさんとの二人旅となりました。

西門付近に着きましたが、西門には寄らず、そのまま北門方面へと歩きます。
今まで鬼ノ城には4回か回ほど来てますが、時計回りに歩くのは初めてです。、奥坂休憩所から登るとどうしても反時計回りに歩くようになります。
今回はビジターセンターからなので、時計回りに歩いてみました。

結局、山頂から16分下った13時14分に展望岩に出てきました。
山頂からの眺めとは違い、ここからは眼下に仁淀川の素晴らしい眺めが望めます。

そういえば、冬に下見してくださったAさんが山頂は木が切られていて展望が良くなったとか書かれていましたが、最近になって伐採したようです。
360度とまではいきませんが、300度ぐらいの大展望です。

天狗の鼻のベンチは雪のせいで濡れていましたが、それぞれ携帯座布団を持っていたので、それを敷いて休憩します。山頂までもう一登りあるので、少し食べ物も補給しました。
じっとしていると寒いので、上からダウンを着込みます。

鬼ノ城の山頂の一画に着いたら、いつも通り反時計回りに歩きます。
まずは、展望の良い場所に出るはずです。

三角点にはベンチも用意されていて、のんびりと北の方角を眺めながらお昼ご飯をいただきます。
ここからも剣山系の山々が良く見えたのに、久しぶりの山歩きで勘が鈍った私は、山々を眺めるばかりで撮影することを忘れていました(^^;)
後からいらした初老のご夫婦の方も隣に腰掛けて山なみを眺めておられます。
私が丸亀から来ていることを言うと「そんな遠くから?私たちも飯野山には一度登りましたよ」と。
いえいえ、高知は私たちにとっては遠くでもなんでもありません。
しょっちゅうお邪魔している場所ですから・・
休憩中にもう一人の高知の山仲間の方からも電話をいただきました。
今回、Aさんがその方も誘ってくださったのですが、ご都合が悪かったそう・・・
私の病気のことも心配してくださっていたようで、ほんとに有難く感謝しました。

エントツ山さんといったん別れ、私たちは東山方面へと登っていきます。
銅山越からすぐ上はちょっとした樹林帯になっていますが、確かここにオトコヨウゾメの木があったはず。
探したらありました。
ただ、花はもう終盤のようですね。

今日の目的地は、ここ銅山越界隈です。
あとは銅山峰方面や東山方面にツガザクラをちょこっと見に行く程度かなと考えていました。
お昼も近いことだし、木陰で先ずはお昼ご飯にします。
予想していたより涼しい歩きでしたが、それでも銅山峰辺りは木陰がないので、峰地蔵のすぐ近くの木陰を選んでのんびりとお昼でした。
この日は私たち同様、本格的な山登りと言うよりも花散策と言った感じの人が多く、私たちより少し年配の女性の方たちも撮影目当てなんでしょう、三脚を担いで銅山峰方面に歩いて行かれます。
日浦から2時間ちょっとで来れるので、体力がなくとも、時間があまりなくとも来れるのが良いですね。

寄り道をした後、登山道に戻って歩いていると、またまたギンランが咲いていました。
それも花つきの良い株が2株並んで・・・

稜線歩きの途中では数人の方とすれ違いましたが、ギフチョウが目的の方やお花が目的の方が多いようでした。この時期は大江高山はいちばん賑わうと思うのですが、それでも静かなものです。
飯谷側の急登は避けられているのか、皆さん、山田側から登られてくるようです。

山頂に着いてしばらくしたら、薄曇りになってきて、午前中の強い日差しはなくなってしまいました。
でも、花の撮影にはあまり強い光線はギラギラした画像になってしまうので、薄曇りのほうがちょうどよいかも・・・
12時46分、下山を始めます。
この日もピストンではなく、山田側に下山するので周回になります。

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