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ナンバンギセルは、今までごく遅い時期に咲き残った花を1回だけ見ていますが、実をいうと、自生の株はあまり見たことがありませんでした。
それが山友達の方が、去年、ずいぶんとたくさん咲く場所があるからと教えていただいたのに、どうも、その場所を勘違いしていたようで、去年も見ることができませんでした。
今年は現地に案内していただいたのですが、実家から近い場所で、これなら毎年無理なく見られそうです。
トラノオスズカケは以前は別の場所で見ていたのですが、去年、その場所に行ったところ、株はあったものの、花が咲いていませんでした。
ところが、冬場に別の里山を歩いていた折に、トラノオスズカケの株を見つけました。
自宅からは、こちらの場所のほうが断然近いので、9月の花の時期になったら、また訪れようと考えていました。
ところが、8月初めのこと、関東の某大学の准教授の方から、トラノオスズカケについて研修したいとのことで、自生地を教えてほしいとのメールをいただいたのです。メールで書けるような場所ではないので、9月5日に案内して差し上げることになりました。
当日は某博物館の研究員の方も同行され、花にはまだ早かったのですが、3人でトラノオスズカケの咲き始めを見ることができたのです。
徳島と香川の県境の山にはテイショウソウが多いです。
テイショウソウというのはキク科モミジハグマ属の植物で、この仲間の花は、どれもよく似ていますが、テイショウソウは斑入りの葉っぱが特徴ですぐにわかります。
山頂は雨模様の天気で、風も少し吹いているので、山頂小屋に入らせてもらいました。
お昼も小屋の中で食べさせてもらいます。何も頼まずに小屋のテーブルを使わせていただくのも悪いので、食後に飴湯やコーヒーをそれぞれ頼みました。
石鎚山頂には何度も来ているのですが、小屋の中に入ったのは、私はこれが初めてでした、
今まで来たときはまずまずのお天気の時ばかりだったんですね。
先ほどから、フクオウソウがそろそろ咲いているはずと思いながら、歩いているのですが、なかなか見当たりません。
以前、石鎚でフクオウソウを見たのは08年の9月27日で東稜コースを登った時です。
時期的に少し早いのでどうかな?と思っていたら、やっと見つけることができました。
途中、道草を食ったので、土小屋到着は9時5分でした。
出発時刻からいうと、ほんとなら8時半には着いていないといけないですね(^_^;
でも、心配していた雨は降ってなくて、ほっとしました。何しろ途中で小雨が降っているところもあったのです。
今年は槍ヶ岳から帰ってからというもの、いろいろな用事が飛び込みで入ったり、台風に天気が翻弄されて、なかなか本格的な山歩きができずにいました。
山友達のTさんと電話で話しては「どこへ登ろうか」と話は弾むものの、一向に具体的な話がまとまらずと言った日々が続きました。9日にようやくどこかに行くことになったものの、直前になって天気が今一つということで、10日に変更になりました。10日は土曜日なので、高松の山友達のRさんにも声をかけることになりました。9日の夜は私は用事があるので、行先はTさんとRさんとで決めておいて、と頼みます。決まったところに、どこでも喜んで着いていくのでと二人に下駄を預けておいたところ、行先が石鎚となりました。これはRさんの案だったようです。高松のEさんも参加されることになり、石鎚方面の秋の花を見てくることに決定しました。
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