時刻はすでに15時を回って、これから1時間ほどの林道歩きと言うことは、下山は16時を過ぎるようで帰宅が遅くなりますが、この山域に来ればそれは想定内です。
登りの林道歩きに比べれば、暑くないし体も楽なので、有難いです。
以前、秋に来た時はファガスの森に下山してから車で徳島のへそと言うところまで来たものですが、さてそこまでどのぐらいだろう?と思っていたら10分余りかかりました。
南高城山への登りはたいしたことはなくて、時間にして10分もあれば登れそうでした。
それも途中でシロヤシオの白い花が見えたので、ショートカットして草原の道を登りました。
12時35分、一足先に下ったPさんとRさんはスーパー林道に下り立ったようです。
20日前に訪れた時はまだ芽吹きが始まったか始まってないという早春の時期に訪れたのですが、今回はすっかり初夏の様相です。
5月5日に砥石権現に登って以来、翌週は家事が溜まっていたので山歩きはお休みし、その翌週は上京していたため、これまた山歩きを休み、結局2週続けて山をお休みしました。
その間、里山でも歩こうかと思ったのですが、家にいたらいたで用事が山ほどあるので、結局どこも行かず。
5月の第4週末は2週ぶりにいつもの3人で山に行くことになりました。
どこへ行こう?と言う話になりましたが、この時期ならそろそろシロヤシオ?
シロヤシオと言えば、いつもは筒上山に見に行ってるのですが、今回はなぜかその前に行ったのと同じ山域の南高城山に行こうということになりました。
私は高城山にも登ったことがなくて、シロヤシオは高城山に咲いているのかと思い込んでいたので、それなら往復5時間程度の歩きかな?と気軽な気分でいました。
道の傍らの花を見ながらゆっくり登るのですが、登りだというのにこれだけ着込んでいても汗一つかきません。
よほど気温が低いんでしょうね。
第一群生地でヒカゲツツジとアケボノツツジを眺めた後は、再び車上の人となって、どんどん登っていきます。聖神社登山口では日が射して暑いぐらいだったのが、登るにつれて山はガスに覆われてしまいました。
この日の天気予報は高知も快晴だったらしいのですが、たまには予報の外れることもありますね。
一応、標高800mぐらいまで登ったようなので、山の天気だけは仕方がないです。
晴れていたら葉山方面の眺めが素晴らしいという展望台までやってきました。ここがこの日の昼食場所のようです。
フデリンドウとともに、今回の散策で見られてうれしかったのはセンボンヤリの春の花でした。
山頂でただ一人お会いした単独の男性は、お話を聞いてみると高松から来られているとのことで、まだ登山を初めて半年ぐらいだというのに、赤星に北側から登ってこられ、これからまだ豊受山を周回して下山されると言います。お若く見えましたが、もう40を超してますとのことでした。
そのぐらいから山歩きの楽しさにはまられたら、四国の山では満足できず、きっとアルプス方面へも行かれることでしょう。
展望場所からは平野部も一望できます。
この日の安芸方面はすでに水田に水が入り、ハウスもたくさん立ち並んでいて、香川の田んぼや畑とはかなり違う眺めになっています。ハウスは後でわかったのですが、どうやらナスのハウスのようでした。
お昼を食べたら、いざ山頂を目指します。
山頂の標高はそれほどないので、あと一登りと言うところかな?
池の周囲の遊歩道を辿りだしてすぐに、Rさんがヤマザクラが咲いているのを見つけてくれました。
全国でも逸早く桜が開花する高知ですから、きっとどこかでヤマザクラぐらいは咲いているかな?と思わないでもなかったですが、意外と早く出会えたので皆で大喜びしました。
常光寺桜とは小豆島の八番札所である常光寺に咲く早咲きの桜だそうです。
前日のTVで今が見ごろと言っていました。
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